日時 | 2005/11/29 |
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場所 | 神奈川県立希望ヶ丘高校 |
対象 | 高校3年生 生物選択者 |
担当者 | 服部,金井,山崎 |
生命科学とは生命のメカニズムを知り、その知識を医学・薬学・農学などに応用する ことで広く人類に貢献していく分野です。扱う分野が多岐にわたるため、幅広い知識 と判断力を要求されますが、今後、生命科学の担う役割はますます重要になっていくでしょう。
現在の生命科学研究とその応用は、実験・情報処理技術の向上や研究基盤の整備に伴い、驚異的な速さですすめられています。全遺伝情報であるゲノムがわかったことで、遺伝子レベルでの研究が以前よりはるかに容易にすすめられるようになりましたが、それらの遺伝子が全体としてどのように制御され、秩序だった働きを維持しているのか、個体レベルでの包括的現象解明への道のりはまだ遠い状況です。
クローン動物や再生医療などにひそむ問題点も踏まえ、今後、生命科学に期待されることは何かを大学で行っている研究での実感も踏まえながらお伝えしました。
具体的には以下の項目についてお話しました。