日時 | 2007/12/15 |
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場所 | カラコロ工房 (島根県松江市) |
参加者 | 一般のお客様 約 70 名 |
担当者 | 山崎、藤原、小森 |
前日の松江北高校での出前授業に引き続き、地元でサイエンスカフェが昨年度に引き続き、松江のカラコロ工房にてサイエンスカフェが開催されました。
新聞やチラシをみて興味を持ったという多くの方々が来場なさっていました。また、前日の松江北高校での出前授業との連携の効果により、サイエンスカフェとしては異例なほど多くの高校生が参加してくださいました。
様々な分野、異なった立場の3人のスピーカーが各30分ずつのトークを行いました。
トークの途中でも質疑応答が活発に行われていました。 トークの後には十分長い30分のフリータイムが設けられました。 多くのお客様がトークの内容や日常での疑問などについてスピーカを囲み歓談していらっしゃいました。
また、テーブルでお茶やお菓子を楽しみながら話し合うお客様、会場に設置されたサイエンス関連のポスターやグッズに興味をもってじっくりみている方もいらっしゃいました。アーティスティックなカフェとしもて楽しんでいただけたようです。
アンケートの結果から99パーセントの方が次回のカフェにも参加したいと望んでいらっしゃいました。お客様にとても満足いただけたカフェになりました。
サイエンスカフェでは以下の3つをお話しました。
みなさんは「第二の地球」があると思いますか?宇宙のどこかに、私たち以外の生命が存在すると思いますか?
そういった太古からの大問題を解くための"第ゼロ歩"として、「太陽系外の惑星探し」があります。そして近年の天文観測から、私たちの住む太陽系以外にも惑星がぞくぞくと発見され、惑星系も様々な個性を持つことが分かってきました。この授業では、太陽系外の惑星探しの方法やその最新成果を紹介しながら、宇宙生命の存在可能性について、みなさんとともに考えていきたいと思います。
地理と聞くと、「地理=社会」というイメージがありませんか?
確かに、高校では地理を社会科として勉強してきたと思いますし、大学でも地理が文系に所属しているところもあります。ただ一方で、地理が理系に所属している大学もあります。それは、地理学の中に文系分野の地理学と、理系分野の地理学が存在しているためともいえます。今回は、サイエンスとしての地理学である「自然地理学」とは何かを紹介していきたいと思います。そのために、私がフィールドワークで調査した「海岸段丘」についての内容を中心としながら、私が今大学で触れている「自然地理学」の一端について具体的に紹介していきます。是非皆様に、サイエンスとしての地理学に興味を持っていただき、語りあえればと思っています。
10億分の1mの超ミクロの世界に旅立ちましょう。そこでは非常に小さな粒、原子や電子、クォークが主人公です。そこはただ小さいだけの世界ではありません。常識が全く通用しない摩訶不思議な世界なのです。「壁を通り抜ける電子」、「同時に存在する二つの現実」、「生まれては消える物質」とは…。超ミクロの世界の怪奇現象をアニメーションの力を借りてともに体感しましょう。
本イベントは島根県立松江北高等学校と共催で行い、同校の先生方に多くのご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。