日時 | 2007/8/11/td> |
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場所 | 長野市民会館 |
対象 | 一般のお客様約 160 名 |
担当者 | 織田、山崎、米田、三戸、済藤 |
長野市民会館で『宇宙への旅 2007 IN NAGANO~21世紀を開く宇宙科学~』 というイベントが行われ、SSはその中でサイエンスカフェを行いました。4人の講師の方がそれぞれのテーマについて1時間ほど話しをしました。
これまで、天文学者はどのようにして天体までの距離を測ってきたのかということや、星の一生、超新星とは何か、といった内容のお話でした。 お客さんは親子連れなど、小学生が多かったのですが、お話の途中に簡単なクイズや脳トレも織り交ぜてあったので、楽しんでいたようでした。
内容は、まず私たちの身近なものの大きさから出発し、最終的にミクロの世界がどれほど小さいものかということ、またその世界は私たちの世界では考えられないような不思議な現象が起こっていることなどでした。 やはり、小学生が多かったのでお話は少し難しかったようでしたが、途中に周期表がプリントされたTシャツやネクタイを見せたり、原子を見ることができる顕微鏡の針先を見せたときには、興味深そうに見入っていました。
内容は、太陽系の惑星の大きさを風船を使って比較したり、太陽系最大の惑星である木星は、実は太陽になりそこねた星であることなどをお話していました。 途中、簡単なクイズをしたり、また巨大な風船と市販の紙風船を出し、木星と地球の大きさの違いを視覚的に訴えたので分かりやすかったようでした。
内容は、最初に木曽観測所について紹介した後、科学について自分が疑問を持ったときにどのように解決したらよいか、将来科学に関する仕事をしたいと思ったときにどうしたらよいかといったお話でした。また、これまでの講演で疑問に思ったことや普段の生活の中で科学に関する疑問を書いてもらい、それに答えるということもしました。 受験生の方や、サイエンスカフェ最後の講演ということで関係者の方も参加されていました。 実際に科学に関する仕事をしている人からのメッセージということで、特に受験生にはとても参考になったのではないかと思います。
今回のサイエンスカフェは参加者が小学生から年配の方まで幅広かったので、どこにあわせてお話をするか、難しいところだったと思います。 しかし講師の方々は、少し難しいお話があっても、クイズをしたり視覚的に訴えて分かりやすくしたりと工夫をされていたので、すべての方に楽しんでいただけたのではないかと思います。 私はサイエンスカフェのアシスタントは初めてでしたが、一般の方と科学をテーマに触れ合うというのはとてもいいものだなと思いました。