日本科学未来館での出前授業

第19回出前授業

日時2007/8/12
場所日本科学未来館
対象未来館の友の会会員25名
担当者山崎

内容

中学生から70台までの25名を対象に研究者によるカフェ・セミナー『世界は何からできているの?~原子・クォーク・カラー~』の出前授業が行われました。授業の前半では、原子などの小さな世界で起こる『状態の共存』や『雲のように広がる電子』など奇妙な現象を説明し、それらを性質を利用して原子を見たり、動かしたりするナノテクノロジーの紹介をしました。難しい概念もイメージや動画によりわかりやすく体感することができたようです。

講師の山崎
講師の山崎

授業の後半では原子よりさらにミクロの世界に進んで行きました。物質を構成する最も小さい要素であると考えられているクォークを紹介しました。またそれらを結びつけるカラーの力を説明しました。常識と全く異なる法則にミクロの世界に対する認識も大きく変わったようでした。途中、研究所での実験に用いられているシリコンのウェハーを大胆にも割っていただくというデモンストレーションを行いました。一見金属のような板が粉々に割れる様子に驚きがあったようです。また、授業に関連した様々なサイエンスグッズを紹介し、興味を持っていただいたようです。授業は非常に多くの質疑応答が行われ、インタラクティブで大変充実した時間となりました。

実際に体感
実際に体感

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