第53回出前授業

第53回出前授業

日時2011/9/25
場所ギャラクシティ・子ども科学館
対象各講義50名程度
担当者村仲、古橋

概要

足立区ギャラクシティこども科学館にて,「科学の楽しさを体験できるワークショップ」というテーマの元1回約30分のワークショップを行いました。 小学生(主に低学年)が対象でしたが,3回とも積極的に参加していました。

ワークショップ1: 山の上の望遠鏡から見える星空って? 世界で一番高い天文台TAO

(講師: 中村 友彦 / アシスタント: 古橋 薫)

最初に,「世界で一番宇宙に近い望遠鏡TAO」についての説明がありました。 Google Earthを使って,ワークショップの行われたギャラクシティからチリの高山にあるTAOを探すと,子どもたちは興味津津で見入っていました。 その後,実際に赤外線カメラを使って,温度差のある物質の移り方の違いを 見ることができました。なかなか見ることのできない赤外線カメラは,子どもたちにとても人気で,講義後も熱心に試していました。

中村さんワークショップ風景
中村さんワークショップ風景

ワークショップ2: 見えないものを見てみよう!〜可視化という工夫を学ぶ〜

(講師: 伊藤 英男 / アシスタント: 古橋 薫)

まず,身近に感じている光について,詳しく説明がありました。 その後,このワークショップのメインとして,霧箱作りを体験しました。 霧箱を使って,実際に放射線を見てみよう!ということで, アルコール,ドライアイスなど,普段なかなか使用しない材料を前に, 子どもたちは真剣に作業に取り組んでいました。

伊藤さんワークショップ風景
伊藤さんワークショップ風景
ドライアイスを使って実験中
ドライアイスを使って実験中

ワークショップ3: 手のひらサイズの虹をつくろう〜分光器作り〜

(講師: 村仲 渉 / アシスタント: 古橋 薫)

自己紹介の後, 実際に分光器作りに挑戦しました。 厚紙を変形させ,小さいパーツを張り, いくつもの細かい作業がありましたが,ほとんど周りの手助けなしに 全員完成させることができました。 自分たちが作った分光器で実際にプリズムが見えると, 子どもたちは感激して,夢中で覗いていました。 完成後は,研修室内の蛍光灯だけではなく, 用意していたLED(赤)の光でも試しました。

村仲ワークショップ風景
村仲ワークショップ風景

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