日時 | 2018/10/05 12:20-14:00 |
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場所 | 東京大学本郷キャンパス |
対象 | 島根県立松江北高等学校理数科生徒28名 |
担当者 | 橋立佳央理、臼井志織 |
東京大学本郷キャンパスを見学しに訪れた島根県立松江北高等学校理数科の生徒さん28名に対して担当の橋立が「相対性理論入門」をテーマに講義を行いました。生徒さんたちは12:30に理学部1号館前に集合した後講義を行う教室に移動し、12:30-14:00の1時間半で講義を受講しました。また、その後に質疑応答も行われました。
高校生には少し難しい内容でしたが、講義の後には多くの質問があがりました。また、たくさんメモを取り理解しようとしている姿が印象的でした。
はじめに導入として、東京大学の授業やサークルのことを中心に大学生の学生生活について紹介しました。 メインの講義では、特殊相対性理論が誕生するまでの物理が辿ってきた道を一緒にたどり、かなり専門的な内容まで含め特殊相対性理論について学びました。
グラフから長さや時間的な関係などを視覚的に捉えるのに便利なグラフである時空図の描き方を解説したところ、生徒から「速さが速くなって、傾きが45度を超えてしまったらどうなるのですか?」といった質問が挙がりました。 講義の後に設けた質疑応答の時間には、他にも多くの質問が挙がりました。
理系の大学一年生、二年生が半年かけて学ぶ内容を一時間半に詰め込んだため、生徒には難しい内容になってしまいましたが、最後まで熱心に聞き、メモを取って理解しようとする姿が見られました。
短い時間でしたが、今回の授業を通じて、物理学や理学部に進む道に興味を持ってくれれば幸いです。