日時 | 2018/3/17 |
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場所 | 千葉大学西千葉キャンパス |
対象 | 第 20 回銀河学校参加の高校生 16 名 |
担当者 | 谷口、鹿熊、島 |
毎年3月に行われる日本天文学会春季年会の中で、小中高生向けの発表の場であるジュニアセッションが開催されています。Science Stationでは銀河学校に参加した生徒に対し、実習内容をジュニアセッションで発表するためのサポートを行っています。今年もサポートを行ったので、その様子について報告します。
今年のジュニアセッションでは、千葉大学にてポスターセッション及び、4分間の口頭発表を行いました。各般の発表タイトルは以下の通りです。
生徒たちは 4 分間という短い口頭発表の時間の中で、研究の概要から一通りについて説明しなくてはなりませんでした。それぞれの班が工夫を凝らし、銀河学校で行った研究について発表を行っていました。また、ポスターセッションでは実際の研究者や、他の高校生に発表を行い意見の交換を行いました。口頭発表の短い時間の中では伝えきれなかった内容の議論を含め、濃密な時間を過ごすことができ、生徒たちも満足している様子でした。
高校生のうちから口頭発表やポスターセッションを行えるような環境はあまり多くはなく、貴重な経験になったはずです。生徒たちは、銀河学校からジュニアセッションにかけて研究内容を理解し、それを他人に発表できるレベルまで達することができました。これらの活動を通して、研究の面白さや困難なところ、そして何よりも天文学の魅力を感じてもらえたと思います。今後、この経験が種になって、天文学のみならず、多岐にわたる分野で生徒の皆さんが活躍することを期待しています。
今回のジュニアセッション参加にあたっては、東京大学木曽観測所のみなさまに発表準備のサポートをしていただきました。お礼申し上げます。