サイエンスカフェ日本橋
実施日:2009年2月28日(土) 15:00〜18:00
場所:ギャラリー宙(東京都中央区日本橋)
担当 :榎戸、藤原、山崎、藤貫、橋畑、小森、佐々木(彩)、森、丸山、金澤、0to1の方々
参加者数:10代から60代までの一般の方21人
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概要
昨年2008年の日本人3名のノーベル物理学賞受賞、今年2009年は
世界天文年というこの二つの事柄を契機とし、「素粒子」と「宇宙」
の二つの分野に関連して、樋口岳雄さん(KEK助教)と岡村定矩さん(東大
天文学教授)のお二人をお招きし、サイエンスカフェを開催しました。
カフェでは、おしゃれな日本橋でおいしいスイーツを食べながら、幅広い
年齢層の一般の方に、アットホームな雰囲気でサイエンスを楽しんでいた
だきました。
以下詳しく紹介いたします。
昨年2008年は、素粒子物理学への貢献により南部先生、小林先生、
益川先生の3人がノーベル物理学賞を同時受賞されました。さらに、
今年2009年はガリレオが手作りの望遠鏡を使って宇宙への扉を開いてから、
ちょうど400年の世界天文年にあたります。
この「素粒子」と「宇宙」という2つの分野は、加速器と望遠鏡という
手法の違いこそあれ、宇宙の創世と我々の住む世界を理解する上で、密接に
関わる分野となりつつあります。この2つの潮流を眺めるべく、20人ほどの
小規模でアットホームなサイエンスカフェを2009年2月28日、日本橋で開催
しました。
スピーカーには、小林益川理論を実験的に証明したBelle実験により博士論文
を書かれた樋口岳雄さん(KEK助教)と、最近は宇宙論的テーマにもスコープを広
げつつある「すばる」望遠鏡とのつながりから岡村定矩さん(東大天文学教授)を
お迎えし、日本橋のおしゃれなギャラリー「宙」を舞台に、ベルギーワッフルや
おいしいバームクーヘンをいただきながらサイエンスに思いをはせるひとときを
楽しみました。
樋口さんからは、今回のノーベル物理学賞にいたるこれまでの素粒子物理学
のとても分かりやすい説明や、Belle実験の体験、日々の研究の様子などのお話
がありました。岡村さんからは、わたしたちが宇宙の中でどのような存在なのか
、
スケールに注目し、わかりやすい喩えを交えつつ説明いただいたり、「すばる」
望遠鏡の息をのむ天体画像、将来の宇宙論へのアプローチなどを解説してもらい
ました。トークの途中や終了後には熱心な質問がたくさん飛び交う熱気に満ち溢
れたカフェになりました。
トークの合間には、硬くなってしまいがちなサイエンスの話をやわらげるた
め、学生企画、自主製作映画「目立ふしぎ発見」を12分ほど上映しました。映
画ではBelle実験の説明や、大学院生によるシュレディンガー音頭(量子力学を
テーマにしたちょっとした踊り)など、ちょっと笑えて、ちょっと真面目な、見
応えのあるトピックが取り上げられました。
カフェにいらっしゃったお客さまからは評価をいただき、ほとんどの方が満
足していただけたというアンケート結果になりました。なかには将来サイエンス
をやりたいという小学生の男の子もおり、小さなカフェが参加者の心にちょっと
したサイエンスの灯をともしてくれたようでした。
なお、本企画は、主催のNPOサイエンスステーションの学生と、共催の東大理
学系研究科サイエンスコミュニケーション学生有志0to1の学生による共同企画
として運営され、世界天文年公認イベント、科学技術振興機構の地域科学技術理
解増進活動推進事業として実施されました。
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 樋口さんトーク
 とっておきのスイーツ
 スタッフ企画
 岡村さんトーク
 フリートークタイム
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