内容

2013年3月22-23日に埼玉大学において第15回ジュニアセッションが開催されました。

高校生の一部がジュニアセッションへの参加を目指して、銀河学校2012の実習で学んだことをまとめ直したり更に考察を深めたりとと取り組んできました。準備に際しては全国各地の生徒が参加していることもあり、なかなか集まって相談等を行うことは難しい状況にありました。そのなかで、インターネットや木曽観測所の方に提供していただいたwikiのスペースを活用して準備を行って来ました。

準備中

また、ジュニアセッション前日には、宿泊先のホテルで研究内容の最後の確認を行ったり発表練習を行ったりと、念入りにジュニアセッションに向けて準備を行いました。

各班の発表は以下の通りです。

• A班：「散開星団から探る天の川の星生成史」(予稿)
• B班：「銀河に咲く赤い光 - 星が生み出される現場 -」(予稿)
• C班：「宇宙の進化を探れ - 銀河団の観測から探る宇宙膨張 -」(予稿)

研究の成果はポスターと4分間の口頭セッションで発表しました。ポスターセッションでは他の参加者と議論をする時間が設けられ、それぞれの発表内容について議論をしました。このとき、同時に開催されていた日本天文学会春季大会参加者もポスターセッション会場を訪れ、研究内容について高度な質問や助言を受けました。口頭セッションでは4分間という短い時間ではあったものの、研究内容の要約を中心に発表をおこない、参加者からの質問にもしっかり受け答えをし、議論を交わしていました。

口頭発表

ポスターセッション（A班）

ポスターセッション（B班）

ポスターセッション（C班）

※ジュニアセッションの発表内容については当サイトの『銀河学校2012』の記事および『日本天文学会』ホームページの『第15回ジュニアセッション』をご参照ください。また、予稿もご覧になれます。

関連リンク

• 日本天文学会 ジュニアセッション