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第 18 回日本天文学会ジュニアセッション

日時2016/3/13 - 3/14
場所首都大学東京 南大沢キャンパス
担当者三戸、植村、田口、谷口
参加者銀河学校2015参加の生徒14名

毎年3月に開催される日本天文学会春季年会において中高生向けの発表の場(ジュニアセッション)が設けられています。NPO法人Science Stationでは銀河学校に参加した生徒に対し、実習内容をジュニアセッションで発表するためのサポートを行っています。今年もサポートを行いましたので、その様子について報告いたします。

13日(前日準備)

当日の発表のためのポスターの製作、及び発表練習を東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センターにて行いました。今回のジュニアセッションでは口頭発表用の資料を事前に提出していたため、前日の段階で口頭発表用の資料は完成していました。口頭発表を他班の生徒に見てもらい、どこが他の人に伝わりにくい箇所なのかを確認しました。また、ポスター発表の練習も行い、質問を受けそうな箇所の対策をしました。

発表練習
発表練習

14日(ポスターセッション、口頭発表)

首都大学東京にてポスターセッション及び1分間の口頭発表を行いました。
各班の発表タイトルは以下の通りです。

  • A 班:「星団から探る星の性質」
  • B 班:「銀河の形は生まれか育ちか?」
  • C 班:「どのような星が超新星爆発を起こすのか」

今回から口頭発表の時間が短くなりました。そのため、短い時間の中で研究に興味を持ってもらい、ポスター発表を見に来てもらえるように工夫する必要があります。生徒たちは限られた時間内に自分たちの研究の魅力をしっかりと伝えられました。口頭発表は1、2名のみで行いましたが、ポスター発表では口頭発表できなかった生徒たちも研究の説明ができました。

口頭発表の時間の変更など、前年から異なる点もありましたが、生徒たちは自分たちの研究内容を理解し説明することができました。これらの経験を通して、研究の難しさ、面白さを感じてもらえたと思います。今後、天文学に限らず様々な分野で、生徒の皆さんが活躍してくれることを楽しみにしています。

口頭発表
口頭発表
ポスター発表
ポスター発表
(記: 植村)

謝辞

今回のジュニアセッション参加にあたっては、東京大学木曽観測所のみなさまに発表準備のサポートをしていただきました。お礼申し上げます。

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