Aug 02, 2007
赤外線で見た世界
どうもこんにちは。fujiwaraです。お久しぶりです。ご機嫌いかがでしょうか。
昨日は大学のオープンキャンパスでした。
赤外線天文学をやっている私の研究室では、
赤外線カメラを用意して、赤外線ではこの世界はどう見えるのか、
のデモを行いました。
で、赤外線では世の中はこんな感じに見えるのです。
左は可視光で見た私、右は赤外線(波長10ミクロン)で見た私。
両手にコップを持っていますが、
右には熱いお湯が、左には冷水が入っています。
温度が高いものほどたくさん赤外線を発しているので、
右手のお湯入りのコップのほうが、赤外線で明るく見えるのです。
怪しい格好をした人(私)がいます。
可視光では不透明なポリエチレンの袋をかぶっているのですが、
赤外線では透けて顔が見えています。
モノは見る波長によって透明だったり不透明だったりするのです。
不思議ですね。
とても大勢のお客さんが来たのですが、
この赤外線カメラには大いに喜んでいただけたようでした。
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