NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。

Dec 20, 2007

大型望遠鏡計画

私の所属してる研究室は、現在ハワイ、マウイ島のハレアカラ山に観測所を持っています。備え付けの望遠鏡は40cm、ごくごく小さな望遠鏡です。しかし、大きな望遠鏡が必要になりそうなので、観測所の地主のハワイ大学に、大型望遠鏡(口径1-2m)の建設の許可をお願いしたところ、ハワイ大も大きな望遠鏡が必要なので、共同建設しよう、ということになりました。
私自身は、使用している望遠鏡が年々小さくなってきています。研究一年目は60cm、2年目は20cm、3年目は15cm。研究内容のレベルが下がっているわけではありません。小さな望遠鏡でできる科学研究があるし、小さな望遠鏡の機動性は抜群です。ハレアカラの観測所群の中でも、最小の望遠鏡で研究しているのはちょっとした自慢です。
我が研究室の大型望遠鏡計画がある程度決まったときは、興奮しましたが、小さな望遠鏡で頑張るというこだわりも捨てがたいものです。
計画の大型望遠鏡が完成した頃、私の小型装置の活躍の場が残されているか、気になるところです。
Posted at 16:20 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Dec 14, 2007

ふたご座流星群

今日はふたご座流星群の極大日です。東京でも晴れていて、今夜はたくさんの流星が見られそうです。僕は天文のサークルに入っているのですが、ふたご座流星群を見るために先ほど千葉県の東端に出発しました。でも、僕は居残りです。

僕が始めて流星を見たのは1998年のしし座流星群の時でした。軌跡は短かったのですが、ほのかに緑色を帯びた様子がとても印象的に残っています。もちろん、2002年の大出現も見ました。当時、青森県に住んでいたのですが、その夜は岩手県まで晴れている場所を探しに行きました。

今日は家に帰って、暖をとってから流星を見ようと思います。締め切り間近のレポートを大量に抱えていますが…。皆さんも、今宵はふたご座流星群のショータイムに酔いしれてみてはいかがですか?
Posted at 21:33 by hashihata | WriteBacks () | Edit

Dec 05, 2007

重力レンズ

たまには自分の研究の話でも書きたいと思います.
私は銀河団の重力レンズ効果によって,銀河団の背景にある銀河がゆがめられる現象を測定し,見ることのできない重力レンズ源の特長を調べています.
通常の解析よりも幾分か作業が多く何をやっているか分からなかったり,現象のイメージがしにくいことがあるので,研究の合間を縫って重力レンズシミュレータを作ってみました.
この手のシミュレータは昔から画像処理の業界などでは基本的なテクニックなので,とりわけ珍しいものでもないのですが,あらかじめ用意されているライブラリを駆使して,作ったところが今回のプログラムの売りです.

なんとこの画像を書くために書いたプログラムは行数にして,たった10行!
しかも自分で雑に書くよりもはるかに高速なハードウエアに特化したプログラムが,非常に簡単に書けてしまうのです.なんともありがたいことです.
パソコンの進化も速いですが,少し先端技術を調べてみると,自分では簡単に出来ないようなことが非常に楽にできるようになっている世の中ってとても良いですね!
活用していかなければ.
ss
Posted at 15:37 by utsumi | WriteBacks () | Edit

Dec 03, 2007

LEDに想い馳せる

 こんにちは。最近は卒業論文をこまごまとやっています。私の場合は、実験データなどを使うものではなく、勉強したものをまとめる、といったほうが近いかもしれません。が、実験データを扱う友達は、「データがうまくとれない!」「装置が壊れた…」などと、ひーひー言っています。

 さて、授業と卒論の毎日ですが、息抜きにちょこちょこと美術館に行っています(息抜きしすぎかもしれない)。最近行ったのは、六本木ヒルズの森美術館と、木場にある東京都現代美術館です。どちらも盛りだくさんの展示で満足でした。
六本木ヒルズは美術館のチケットと展望台のチケットが一緒についているので、夜に行けば大都会の夜景がみれます(もちろん昼に行けば大都会の「昼」がみれるわけですが)。夜にはクリスマスまでスカイ・イルミネーションというイベントをやっていて、夜景に加えてイルミネーションや光るクッションなどの、夜ならではの光によってデザインされた空間が楽しめます。この展望台に限らず、今のシーズンは普段通る道やデパート等、至る所でイルミネーションがみられますね。自宅のベランダや玄関先を綺麗に装飾しているおうちもあります。このイルミネーション、ちょっと前までは大量の電球を木や植え込みの草などに、巻き付けたりかぶせたりして光による空間を生み出していたのですが、電球はみなさんご存知の様に、切れます。そのままにしておくと、さらに切れた電球が増えてしまい、せっかく綺麗にデザインされたイルミネーションが台無し、なんてこともあるわけです。
 しかし、そんな状況を救ったのが発光ダイオード(LEDともいいますね)。小型で寿命も長く、安価で省エネ。科学技術の発達によって、電球からLEDによるイルミネーションにシフトしてきたことがうなずけます。ご存知の方も多いと思いますが、なにもこのLEDは、イルミネーションのような特別(?)なものに使われるだけでなく、信号機や駅のホームにある次の電車を示す案内表示、携帯電話等に使われており、私たちの生活に非常に密接に関連しているのです。今や日常生活に欠かせない光から、なくても生活出来るけど、あるとステキなイルミネーション。ちょっとLEDに想いを馳せてみるのもいいかもしれません。
Posted at 22:37 by maruyama | WriteBacks () | Edit