Dec 03, 2007
LEDに想い馳せる
こんにちは。最近は卒業論文をこまごまとやっています。私の場合は、実験データなどを使うものではなく、勉強したものをまとめる、といったほうが近いかもしれません。が、実験データを扱う友達は、「データがうまくとれない!」「装置が壊れた…」などと、ひーひー言っています。さて、授業と卒論の毎日ですが、息抜きにちょこちょこと美術館に行っています(息抜きしすぎかもしれない)。最近行ったのは、六本木ヒルズの森美術館と、木場にある東京都現代美術館です。どちらも盛りだくさんの展示で満足でした。
六本木ヒルズは美術館のチケットと展望台のチケットが一緒についているので、夜に行けば大都会の夜景がみれます(もちろん昼に行けば大都会の「昼」がみれるわけですが)。夜にはクリスマスまでスカイ・イルミネーションというイベントをやっていて、夜景に加えてイルミネーションや光るクッションなどの、夜ならではの光によってデザインされた空間が楽しめます。この展望台に限らず、今のシーズンは普段通る道やデパート等、至る所でイルミネーションがみられますね。自宅のベランダや玄関先を綺麗に装飾しているおうちもあります。このイルミネーション、ちょっと前までは大量の電球を木や植え込みの草などに、巻き付けたりかぶせたりして光による空間を生み出していたのですが、電球はみなさんご存知の様に、切れます。そのままにしておくと、さらに切れた電球が増えてしまい、せっかく綺麗にデザインされたイルミネーションが台無し、なんてこともあるわけです。
しかし、そんな状況を救ったのが発光ダイオード(LEDともいいますね)。小型で寿命も長く、安価で省エネ。科学技術の発達によって、電球からLEDによるイルミネーションにシフトしてきたことがうなずけます。ご存知の方も多いと思いますが、なにもこのLEDは、イルミネーションのような特別(?)なものに使われるだけでなく、信号機や駅のホームにある次の電車を示す案内表示、携帯電話等に使われており、私たちの生活に非常に密接に関連しているのです。今や日常生活に欠かせない光から、なくても生活出来るけど、あるとステキなイルミネーション。ちょっとLEDに想いを馳せてみるのもいいかもしれません。
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