NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Dec 20, 2007

大型望遠鏡計画

私の所属してる研究室は、現在ハワイ、マウイ島のハレアカラ山に観測所を持っています。備え付けの望遠鏡は40cm、ごくごく小さな望遠鏡です。しかし、大きな望遠鏡が必要になりそうなので、観測所の地主のハワイ大学に、大型望遠鏡(口径1-2m)の建設の許可をお願いしたところ、ハワイ大も大きな望遠鏡が必要なので、共同建設しよう、ということになりました。
私自身は、使用している望遠鏡が年々小さくなってきています。研究一年目は60cm、2年目は20cm、3年目は15cm。研究内容のレベルが下がっているわけではありません。小さな望遠鏡でできる科学研究があるし、小さな望遠鏡の機動性は抜群です。ハレアカラの観測所群の中でも、最小の望遠鏡で研究しているのはちょっとした自慢です。
我が研究室の大型望遠鏡計画がある程度決まったときは、興奮しましたが、小さな望遠鏡で頑張るというこだわりも捨てがたいものです。
計画の大型望遠鏡が完成した頃、私の小型装置の活躍の場が残されているか、気になるところです。
Posted at 16:20 in yoneda | WriteBacks () | Edit
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