NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。

Aug 27, 2009

遅めのお盆休み

好きで星の勉強を大学院でしているとは言え、やはり時には勉強・研究から離れる時間が必要です。しかし、世間がお盆休みだったころ、私は学会のため、海外出張。疲れたのか、少し体重を落として帰国しました。
「やっぱ、一服しよう」、そう思い、昨日実家に帰りました。星への思いを育んだこの街で、しばらく、自分を見つめようと思います。
Posted at 22:17 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Mar 22, 2009

花粉

迷惑な現象であり、症状です。普段は仙台の大学にいますが、現在西日本にいます。こちらで外出した途端、のどがかゆく、咳がとまらず、鼻が詰まるようになりました。このような環境では、研究に打ち込める気がしません。東北の大学院に所属していることを幸せに思う、今日この頃です。
Posted at 23:02 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Feb 17, 2009

データ解析

科学研究に欠かせない作業です。 コンピューターに向かい、ただただ単調な作業を続けます。 いや、単調な作業ですめばよいのですが、そうもいかないのです。必ず、トラブルや難関が立ちはだかります。
過去10年研究室の先輩や私が得てきた観測データをまとめて解析する作業をしていました。10年分のデータというのは、大変なもので、去年の秋に始め、やっと形になってきました。
作業が終わるまで、データの意味することが分からない、何というか、長いトンネルを抜けようとする気分です。
イオという木星の衛生の火山活動が、この10年でどのように変化したか見えてきました。やっとできたデータを見たときの感動、ものすごいものです。この瞬間が好きで研究しているのかも、そう思います。
Posted at 18:12 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Jan 12, 2009

明日は我が身

今年、学士・修士・博士号を取得する学生たちは 論文提出が10日後に迫り、研究室に泊まりこんでの 執筆作業が続いています。
昨年は、私が修士論文の提出におわれていました。研究には様々な締切りが伴いますが、学位のための論文の締切りは、何よりも重要です。なにしろ、卒業がかかっています。
論文は書けと言われてすぐに書けるものではありません。日頃から、何らかのテーマに取り組み、ある程度の結果を出さねばなりません。日頃からある程度活動していれば、論文の材料に困ることもなく、「ネタ」に困ることはありません。もちろん、それをまとめて、論文にするのも大変な作業です。
2年後、順調に行けば私は、博士号取得のための論文を執筆しているはずです。まわり見ると、博士論文の執筆はあまりに大変そうで、今からぞっとしてしまいます。書く作業はとにかく、「書くこと」に困らないよう、日頃からまじめに研究しようと痛切に感じる今日このごろです。
Posted at 20:51 by yoneda | WriteBacks () | Edit