NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Jan 22, 2008

工学部生の実習の一端

はじめまして。kanazawaとして日記をつけていきます。

簡単に自己紹介いたします。東北大学工学部機会知能・航空工学科2年として主に機械、電気、材料やコンピュータを学んでいます。僕が学んでいる場所は杜の都仙台市を一望する青葉山にあります。yonedaさんとは同じ山ですが、ちょっと離れたところでしょうか。仙台は冬真っ盛りです。

今週末は山のふもとの教養課程の校舎でセンター試験が行われていてキャンパス全体が緊張に包まれていました。万全の準備を整え挑戦をした受験生の成功を願ってやみません。しかし、山の上では別の戦いが始まりつつあります。実験や実習のレポートの締め切りと専門科目のテストが近づいてきているためです。久々に教室も活気にあふれています。受験生と違って準備万端で望んでいる人ばかりではないですが。

ここで、1つ紹介してみます。コンピュータ実習として、簡単なカーナビのプログラムを作るというものがあります。仙台市の主な交差点をつないだ地図を表示させて、○○○から□□□までと入力したら最短距離で行く方法を計算させます。さらに、表示させた地図の上で軌跡を描きながらナビゲートすることが課題に出ています。
まるで本物のカーナビのようにさまざまな機能を作ってしまう人もいます。しかし、道じゃないところをナビゲートしてしまったり、ナビが迷ってしまって目的地にいけないなんていうプログラムを書いてしまう人も・・・試行錯誤しながら1つのものを作り上げることは非常に面白いですね。

工学部に所属していながらもプログラミングに習熟するのは非常に大変ですが、このような実習で興味を持ってのめりこむ学生がとても多いです。僕もオリジナルの機能をどんどん付け足して友人と競い合っています。
Posted at 13:06 in kanazawa | WriteBacks () | Edit
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