NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Sep 15, 2005

【ニュース】マグナム望遠鏡で128億光年かなたを【新聞記事引用】

どうも。lenaです。blog担当ではないのですが緊急の話題として投稿させてもらいました!新聞を見ていたらとてもビッグニュースが!
マグナム望遠鏡が128億年前のガンマ線バーストを捕らえることに成功した模様です。宇宙が生まれてから9億年の光で、最も遠いそう!ちなみにマグナム望遠鏡はサイエンスステーション理事長の吉井先生のプロジェクトです。

以下新聞記事引用-----------------毎日新聞9月13日---------------
【128億光年かなた 星の爆発観測】

地球から128億光年離れた宇宙で起きた星の巨大爆発現象(ガンマ線バースト)を、東京大のマグナム望遠鏡と国立天文台のスバル望遠鏡が相次いで観測することに成功した。12日、各研究チームが発表した。観測された巨大爆発現象の中では最も遠く、約137億年前に誕生した宇宙の初期の姿を解明する手がかりになるという。巨大爆発は、太陽の数十倍以上の質量を持つ巨大な星が一生を終え、ブラックホールになるときに起きる。その際にガンマ線やX線が放出される。今回は日本時間の4日午前、NASAの衛星が爆発をキャッチ。その12時間後、ハワイ大と東京大のチームが、マウイ島にあるマグナム望遠鏡で爆発直後の光が含む赤外線の観測に成功した。これまでは、00年にデンマークの研究チームが観測した123億光年先が最も遠かった。

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吉井先生に直接伺ったところによると、マグナム望遠鏡がいち早く観測結果を出したそうです。そういうことが可能なのはマグナム望遠鏡が大学固有のものであるため、爆発があったとわかったときにすぐに望遠鏡を対象物に向けることが可能なのだそうです。はやくチリの望遠鏡もできるといいなあ。
Posted at 02:24 in lena | WriteBacks () | Edit
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