Sep 09, 2005
並列計算
maruyamaさんの記事で台風14号のことが書かれていましたが,やばかったですよ.自動車で走行中,都内の局地的な大雨に遭遇し車の中まで水浸しになりました・・・今週は車の中にたまった水をかき出すのに精一杯だったせいでいろいろやることが止まってしまいました涙 車検を通して1週間も経たずにこんなことになってしまうなんて・・・さてさて,そんな中でもなんとか最近は流星レーダーの距離,速度を決定するプログラムを書いています.自分たちで作った方程式の解の性質がわからないので,とりあえず片っ端から調べてみることにしました.空間の2次元(高さは決まっているので一つ次元を落としている.)と速度の3次元で5次元空間を全部計算するのでN^5程度の計算量が必要になります.N=100程度の解像度で計算すると計算回数は10億回になって,なんにも計算をしないで10億回数字を書くだけでかなり時間がかかります.今回実験したら15分くらいでした.10Gbyte程度です.fujiwaraさんのすばるデータに匹敵しますね笑 しかもこれをさらに6回繰り返さなきゃいけないので・・・という訳で,仕方がないのでいくつかのコンピュータを並べて「並列計算」というのをやらないといけません.そもそも,アルゴリズムを考えるべきという気もしますが・・・
ただでさえ,プログラム書きもままならないのに並列計算だなんて「まだはやい」とも思いますが,切羽詰まってくると以外と物事とって進みますね.なんとか希望の光が見えてきました.もう少し,整理する必要はありますがなんとか来週までには完成できそうな感じです.
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