NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。

Mar 24, 2006

発表会

緊張した面持ちで教室の前に立つ高校生たち。いよいよ三日間みっちりと取り組んだ実習の成果を発表する時が来ました。それぞれ聞き手にわかりやすいようにと工夫されたOHPを用いて発表がスタート。各班約30分ほどかけて、自分たちがやった実習内容を説明しました。 堂々と発表する人もいれば、逆に緊張のあまり思っていたように話せなかった人もいます。自分たちのやったことを他者に伝えるということは、思っているよりなかなか難しいことです。きっとここでの経験が、今後の生活の中で役立つことがあると思います。 また発表後には質疑応答があり、積極的に意見を交わす姿が見られました。みんなの前で質問することは、少し勇気のいることかもしれません。しかし、疑問に思ったことやわからないことは、そのままにしておくのではなく、どんな些細なことでも質問して解決するように心がけてほしいです。 発表会終了後には、他の人から指摘された部分やアドバイスを考慮しながら、もっと内容を深めたい、研究を続けたいという意見もあり、とても意欲的に取り組む姿勢が見られました。高校生たちの気持ちは、無事に発表を終えてほっとするととも、既に今後の活動へと動き出しているようです。
Posted at 08:38 by ueda | WriteBacks () | Edit

Mar 23, 2006

解析day

昨日のfujinukiさんのblogに書いてあったように、銀河学校二日目は朝から夜中まで解析作業が続きました。何時間も計算機と向かい合って画像解析をしたり、紙と鉛筆をもってあーでもないこーでもないと考えたり、他の人と意見を交換して議論したりと、様々な活動が凝縮された一日でした。 解析作業は、地道な作業です。それを根気強く続けた末に、何かが発見できた時の高校生の喜ぶ姿が、とても印象的でした。また、みんなで協力し合って成し遂げたということが、その達成感や喜びを何倍にも大きくさせるのだと思います。 銀河学校では、実習を通して天文学研究の基礎を体験できます。それに加えて、全国から集まった高校生たちとのふれあいも大切な体験だと私は思います。 いよいよ明日の午後に実習結果の発表会があります!限られた時間の内の中で、どこまで考察を深められるか楽しみです。
Posted at 04:38 by ueda | WriteBacks () | Edit