NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Jun 14, 2005

画像処理

前回は「プログラム書き(1)」というタイトルで記事を書かさせていただきました.今回は「プログラム書き(2)」になるはずだったんですが,yonedaさん同様なかなか忙しくて(しかもあと2週間で期末テスト!)全然進みませんでした・・・

で,忙しいときに何をしていたかというと一つは今年の春にすばる望遠鏡へ実習にいった際に撮像した画像の画像処理をやっていた訳です.観測された画像ははじめに次のような作業をやります.
・ノイズとり
・CCDの素子ごとの感度補正
前にfujiwaraさんも書かれていましたが,これを一次処理といいます.さらに視野をずらして写真を撮ったのでこの補正もしなければなりません.(ditheringといいます.)こういう作業は理屈通りやろうとしても,普通の望遠鏡で撮像されたデータは一筋縄ではいかないで,大変苦労します.ところが,すばるで撮像された画像は精度が高く理想的なデータになっているために,ほとんどマニュアル通りにできました.
データの扱いやすさも「一級」のすばる望遠鏡を感じる日々でした.

まだまだ全部は終わった訳じゃないんですけどね笑
残りは3週間後に迫った夏休みに!
Posted at 17:20 by utsumi | WriteBacks () | Edit
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