NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Jan 05, 2006

すばる実習

2日遅れてしまいました,すみません. 昨年春,国立天文台が主催するすばる観測実習に参加しました.毎年続けて行われている行事なのですが,僕らの代から実際に望遠鏡を使って観測できるという企画になったおかげで観測が出来た訳です.
観測は主焦点カメラのSuprimeCamを使って,近傍銀河の撮影を行いました.普段から大学の望遠鏡使って小さなCCDカメラを使って観測をしているので,制約するのも特に難しくないだろうと思っていたのですが,大間違い.SuprimeCamは80Mpixel(普通の携帯は1~3Mpixel,デジカメでも9Mpixel程度)もあるのでデータがとにかくでかい.一つのファイルが370Mbyteくらいになります.
当然普通のパソコンではPhotoshopとかで開くことが出来ず,Photoshopを持っているともだちの家に行っていじろうとしたのに結局無理.仕方がないのでコマンドラインでirafという天文データ解析ソフトを使って色付けしたりしました.(これはメモリが少ないマシンでも走るように出来ている.)
さんざんの苦労の結果,ようやく完成したのがこれ.結構きれいに出来ました.
Posted at 18:23 by utsumi | WriteBacks () | Edit
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