■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
東京ではそろそろ桜の蕾もふくらんできている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今日は私の所属する学校は卒業式。1年間同じ研究室で頑張ってきた後輩も華やかな袴に身を包んで巣立っていきます。
今春卒業を迎える方、おめでとうございます。
さて私はというと、修士1年の春は、修士を終えて社会に出る人にとっては「就活の春」になります。
社会に出たらどんな職業につこうか、どんな役割を果たそうか、これまで学んできたことをどう生かすか、生かせるか、行動しながら考える日々。
お買い得感をアピールできると良いのですが、それも欲してくれるところを研究するところからはじまります。
1日の1/3、いいかえれば人生の1/3は布団の中なんてコピーがありましたが、それ以上を過ごす職場。うまく自分に合うところを見つけたいものです。
進学や進級、就職で岐路に立っている人にも、それぞれの幸福が訪れますように、と祈りながら書類に戻ることにします。
5月の快晴、最高気温は28度ともいわれた天候にも恵まれ気持ちよい日曜日…なのですが、明日の発表の準備が終わらずに研究室に来ております。机の上には、淹れたての紅茶と散らかった論文、ノーパソ、電子辞書、等々。
明日はJournalClub。各々が、各自の研究テーマに関連のある論文を一本選び、スライドおよびレジュメで発表する日になっております。自分の研究の知識もつき、かつ研究のやり方なども学べるとても良い試練、もとい機会になっているわけです。わけなんですが…修士から今の研究室に入った私にはこれが重い重い。
発生、といって生物が受精卵からいかに個体になっていくかという経緯を追った分野なのですが、その専門用語が分からず悲鳴をあげています。通常の辞書には載っているはずもなく、ライフサイエンス用の辞書でも取りこぼし多数、先輩から借りた専門用語辞書搭載の電子辞書を持ち出してようやっと格闘できています。でもそれでも出てこないものがあり、これこれこーゆー段階のここにあるモノだから云々、あっちこっちの本を引っ張り出して、なんだかもはや江戸時代にオランダの医学書を辞書なしで翻訳した杉田玄白の気分がしてきました(おおげさ)。
はやくマスターして一人前の院生になりたいものです。
というわけで、一度やればできるようになっていくはず!と信じてまた作業に戻りたいと思います。ではでは。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
Mar 23, 2010
とらぬ狸に追いつ追われつ
こんにちは、fujinukiです。ご無沙汰しております。東京ではそろそろ桜の蕾もふくらんできている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今日は私の所属する学校は卒業式。1年間同じ研究室で頑張ってきた後輩も華やかな袴に身を包んで巣立っていきます。
今春卒業を迎える方、おめでとうございます。
さて私はというと、修士1年の春は、修士を終えて社会に出る人にとっては「就活の春」になります。
社会に出たらどんな職業につこうか、どんな役割を果たそうか、これまで学んできたことをどう生かすか、生かせるか、行動しながら考える日々。
お買い得感をアピールできると良いのですが、それも欲してくれるところを研究するところからはじまります。
1日の1/3、いいかえれば人生の1/3は布団の中なんてコピーがありましたが、それ以上を過ごす職場。うまく自分に合うところを見つけたいものです。
進学や進級、就職で岐路に立っている人にも、それぞれの幸福が訪れますように、と祈りながら書類に戻ることにします。
May 10, 2009
日曜の気だるい午後を論文と
こんばんは、fujinukiです。お久しぶりです。5月の快晴、最高気温は28度ともいわれた天候にも恵まれ気持ちよい日曜日…なのですが、明日の発表の準備が終わらずに研究室に来ております。机の上には、淹れたての紅茶と散らかった論文、ノーパソ、電子辞書、等々。
明日はJournalClub。各々が、各自の研究テーマに関連のある論文を一本選び、スライドおよびレジュメで発表する日になっております。自分の研究の知識もつき、かつ研究のやり方なども学べるとても良い試練、もとい機会になっているわけです。わけなんですが…修士から今の研究室に入った私にはこれが重い重い。
発生、といって生物が受精卵からいかに個体になっていくかという経緯を追った分野なのですが、その専門用語が分からず悲鳴をあげています。通常の辞書には載っているはずもなく、ライフサイエンス用の辞書でも取りこぼし多数、先輩から借りた専門用語辞書搭載の電子辞書を持ち出してようやっと格闘できています。でもそれでも出てこないものがあり、これこれこーゆー段階のここにあるモノだから云々、あっちこっちの本を引っ張り出して、なんだかもはや江戸時代にオランダの医学書を辞書なしで翻訳した杉田玄白の気分がしてきました(おおげさ)。
はやくマスターして一人前の院生になりたいものです。
というわけで、一度やればできるようになっていくはず!と信じてまた作業に戻りたいと思います。ではでは。