Dec 03, 2008
工学部の実験3
こんにちはkanazawaです。
おまちかね!?航空系の実験のはじまりです。
今回は遷音速風洞実験というものを紹介します。ご存知、音速は340m/sくらいでマッハ1といいますが、それを超えるといわゆる超音速ですね。遷音速とは、その音速の前後する速度をいいます。
写真はマッハ1.5(音速の1.5倍)の速度の風を長方形の物体に当てたときの写真です。前に白い弧を描いたものが衝撃波です。急激に速度や圧力などが変わるために発生してしまいます。これを避けるためにジェット旅客機は胴体に対してV字型の翼をつけたり工夫しているのです。
風を当てる物の形などにより衝撃波も変化します。その様子を観察しました。
*今回は真空近くになった大きいタンクの栓を一気に開くことで風を起こしました。
*ちなみにその上にある左斜め下向きの黒い線は衝撃波が壁から跳ね返ったもの。真ん中にある衝撃波の後ろの黒い逆Cの形は膨張波というものです。
WriteBacks
http://sciencestation.jp/blog/blog.cgi/kanazawa/081203.
writeback message: