NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Dec 17, 2006

畑違いの実習

先日,国立天文台が主宰するすばる望遠鏡を使った観測データの解析の実習講習会が開かれたので参加してきました. 代表的な4つの装置ごとに班に分かれ,解析実習を進めるという形式で5日間そのデータ解析に取り組みました.
僕はスペクトルデータを扱ったことがなかったのでせっかくの機会だと思い,高分散分光器(HDS)の講習を選択しました.
同じ CCD カメラを使っているデータなのに一次処理などの手順が撮像データに比べてだいぶ違ったり,そもそもデータの見方が分からないなど最初は非常に苦労しました.しかし,その講習期間の長さから徐々に理解することが出来るようになって,最終日には自分でデータを取得してスペクトルを抽出できるようになったと思います.

体験型の講習はやはり一方的な授業よりも効率的に習得が出来ますね.今回の体験を自分の授業にも生かしていきたいと思います.
Posted at 11:55 by utsumi | WriteBacks () | Edit
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