NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Jun 01, 2009

bootstrap

bootstrap 法という統計手法を勉強しました。 名前がおもしろいですよね。wikipedia でちょろっと見たらほら吹き男爵が自分で自分の靴ひもを引っ張って底なし沼から抜け出したというお話に由来しているらしいです。
統計手法だけではなく、プログラムの業界にも bootstrap 問題というのがあって、コンパイラのコンパイラをどうするか?という問題のことをさすようです。
以前学校で習ったのはある言語のコンパイラを書くのは、非常に単機能なコンパイラを作ってそのコンパイラを使って機能拡張してコンパイラを進化させるということでした。最初の最初はアセンブラ言語をかからなきゃならないので大変な訳です。
要するにある限られたリソースの中でどうするか?というような命題に対して名付けられる名前のようです。

統計手法である bootstrap も限られたデータの中から経験分布関数と呼ばれる分布関数を構築し統計量を調べます。なかなか収束するのかどうかとか不安なことがあるのですが、とりあえず自然に展開できるのでもう少し勉強してみたいと思いました。
Posted at 00:03 by utsumi | WriteBacks () | Edit
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