Apr 10, 2007
ハワイ観測
maruyama さんが訪問されたハワイ州ハワイ島、マウナケア山にはすばるを始めとする大型望遠鏡があります。同じく、ハワイ州マウイ島のハレアカラ山も天体観測に敵した場所として多数の望遠鏡が建設されています。来月、昨年に続いて、ハレアカラで観測をします。昨年は30日の観測だったのに対して、今年は50日の観測。体力を使いそうです。
私の観測の対象は木星。初めて木星とであったのは12年前の夏でした。買ったばかりの天体望遠鏡で、木星を見たのです。当時の私に望遠鏡は大変重たくて、祖父に手伝ってもらいました。美しい姿に二人で感動したものです。
木星は、黄道12星座を一年に一つずつ移動します。12年前の夏、木星はサソリ座と射手座の間にありました。そして今年、木星がまた同じ位置に戻ってきました。
今年の観測には、12年前に私が使った望遠鏡の台が適しているため、研究のために使うことにしました。
祖父は亡くなってしまいましたが、12年前の場所に帰ってきた木星を、当時の機材で観測することになったことに、何らかの運命的なものを感じます。
WriteBacks
http://sciencestation.jp/blog/blog.cgi/yoneda/070410.
writeback message: