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つい先日、博士論文を提出いたしました。
博士論文は自分の大学院博士課程 の成果をまとめたものです。 博士課程は約5年間ですので、 博士論文は量も質もかなりのものになります。 これを審査されて合格すれば、晴れて博士号を取得できます。 つまり、ミスターからドクターになります。 不合格となれば、留年となります。 ですので、皆一生懸命博士論文を書いています。 僕自身もこれほどがんばったのは受験勉強以来だった気がします。
博士論文の提出は終わりましたが、年明けには 博士論文発表会があります。 これは博士論文の内容を5人の審査員の方に説明するものです。 ここで、最終的な合否が決まります。 博士を認めるかどうかの試験なわけですから、 この試験ではかなり厳しい質疑応答が行われます。 英語ではこの試験はディフェンス(試問)と呼ばれています。 まさに質問(攻撃)に対するディフェンス(防御)といえます。
この発表の準備のため、今年の年末年始はずっと学校に滞在することになりそうです… それでは皆様よいお年をお迎えください。
僕はスペクトルデータを扱ったことがなかったのでせっかくの機会だと思い,高分散分光器(HDS)の講習を選択しました.
同じ CCD カメラを使っているデータなのに一次処理などの手順が撮像データに比べてだいぶ違ったり,そもそもデータの見方が分からないなど最初は非常に苦労しました.しかし,その講習期間の長さから徐々に理解することが出来るようになって,最終日には自分でデータを取得してスペクトルを抽出できるようになったと思います.
体験型の講習はやはり一方的な授業よりも効率的に習得が出来ますね.今回の体験を自分の授業にも生かしていきたいと思います.
さて、私の大学では4年生から研究室に配属されます。まず学生は自分の行きたい研究室を第5希望まで書いて、提出します。その提出のしめきりが、昨日あったのです。私もちゃんと提出してきました。希望書を提出するにあたって研究室訪問をするのですが、そこで気づいた事は、いろいろな先生方と具体的に研究のことについて話したのは、(恥ずかしながら)初めてだということです。一部の先生とは、普段どんな研究をしているのか等々、聞いたりお話した事はあっても、普段は授業の質問くらいで、ゆっくり話す事がなかったのです。4年の研究室を選ぶにあたっては、4年生でやることはもちろん、卒業後のこと等を考えるいいきっかけにもなって、いろいろな意味で良かったなあと思いました。それに、普段は話さないようなクラスの人とも、研究室の話題をきっかけに話をしてみたり(結構盛り上がって、ついつい話し込んでしまったりする)、どんな事が勉強したいのか、どんな事を将来やりたいのか、いろんな話ができました。
第一希望の研究室に配属される事を願いつつ、4年生への準備として、基礎の勉強をがんばらなくてはですね。
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Dec 28, 2006
博士論文を提出
こんにちは。 Yamazakiです。つい先日、博士論文を提出いたしました。
博士論文は自分の大学院博士課程 の成果をまとめたものです。 博士課程は約5年間ですので、 博士論文は量も質もかなりのものになります。 これを審査されて合格すれば、晴れて博士号を取得できます。 つまり、ミスターからドクターになります。 不合格となれば、留年となります。 ですので、皆一生懸命博士論文を書いています。 僕自身もこれほどがんばったのは受験勉強以来だった気がします。
博士論文の提出は終わりましたが、年明けには 博士論文発表会があります。 これは博士論文の内容を5人の審査員の方に説明するものです。 ここで、最終的な合否が決まります。 博士を認めるかどうかの試験なわけですから、 この試験ではかなり厳しい質疑応答が行われます。 英語ではこの試験はディフェンス(試問)と呼ばれています。 まさに質問(攻撃)に対するディフェンス(防御)といえます。
この発表の準備のため、今年の年末年始はずっと学校に滞在することになりそうです… それでは皆様よいお年をお迎えください。
Dec 17, 2006
畑違いの実習
先日,国立天文台が主宰するすばる望遠鏡を使った観測データの解析の実習講習会が開かれたので参加してきました. 代表的な4つの装置ごとに班に分かれ,解析実習を進めるという形式で5日間そのデータ解析に取り組みました.僕はスペクトルデータを扱ったことがなかったのでせっかくの機会だと思い,高分散分光器(HDS)の講習を選択しました.
同じ CCD カメラを使っているデータなのに一次処理などの手順が撮像データに比べてだいぶ違ったり,そもそもデータの見方が分からないなど最初は非常に苦労しました.しかし,その講習期間の長さから徐々に理解することが出来るようになって,最終日には自分でデータを取得してスペクトルを抽出できるようになったと思います.
体験型の講習はやはり一方的な授業よりも効率的に習得が出来ますね.今回の体験を自分の授業にも生かしていきたいと思います.
Dec 15, 2006
研究室選び
どうもこんにちは。maruyamaです。つい油断して、風邪をひいてしまいました。皆さん大丈夫ですか?さて、私の大学では4年生から研究室に配属されます。まず学生は自分の行きたい研究室を第5希望まで書いて、提出します。その提出のしめきりが、昨日あったのです。私もちゃんと提出してきました。希望書を提出するにあたって研究室訪問をするのですが、そこで気づいた事は、いろいろな先生方と具体的に研究のことについて話したのは、(恥ずかしながら)初めてだということです。一部の先生とは、普段どんな研究をしているのか等々、聞いたりお話した事はあっても、普段は授業の質問くらいで、ゆっくり話す事がなかったのです。4年の研究室を選ぶにあたっては、4年生でやることはもちろん、卒業後のこと等を考えるいいきっかけにもなって、いろいろな意味で良かったなあと思いました。それに、普段は話さないようなクラスの人とも、研究室の話題をきっかけに話をしてみたり(結構盛り上がって、ついつい話し込んでしまったりする)、どんな事が勉強したいのか、どんな事を将来やりたいのか、いろんな話ができました。
第一希望の研究室に配属される事を願いつつ、4年生への準備として、基礎の勉強をがんばらなくてはですね。