NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。

Dec 26, 2008

もう今年もあと少し

 こんにちは。maruyamaです。今日は東京は一段と寒くなって、マフラーをいつもよりしっかりと巻いて自転車にのって通学しました。yonedaさんの日記にあるように、仙台はとっても寒そうで(「とっても」なんて言葉じゃ足りないくらいかもしれませんが)、寒さに弱い私は仙台じゃ暮らしていけないかなあ。。なんて、暖房の効いた部屋で考えたりします。
 さて、私のいる国立天文台は、一応今日が仕事納めです(天文台だけではなくて、世間一般には今日が仕事納めですかね)。納会や忘年会があちこちで開かれますが、もちろんmaruyamaも参加してきます。でも、仕事納めとはいっても、明日も明後日も研究はやらなきゃいけません。まあ、普段からきちんと仕事をこなして、年末年始は一休みする、という状況にしたかったのが本音なのですが、なかなかそうもいきませんでした…。なので、自業自得です(^^; 同期の友達も年末年始は帰省するので、天文台はいつもより人が少なくなって少し寂しいかもしれませんが、やる事がたくさんたまっているので、飲み会も楽しみつつ、頑張って研究したいと思います!

 みなさん、良いお年をお過ごしください(^^

Posted at 10:34 by maruyama | WriteBacks () | Edit

Dec 25, 2008

雪・氷

私の暮らしいてる仙台、東北地方ではかなり暖かい都市とされています。しかし、関東や関西になれている私にとっては、暖かいとは言えない気候です。
ちょっと研究やら勉強に集中していて夜遅くなると、路面が凍っていたり、雪が積もっていたり…。先日も気づいたらあたり一面が凍っていました。
大学が山の中にあり、車で通学しているので、機を逃すと家に帰れないことになります。大学で一夜を過ごすのは、何となく悲しいものです。やはり、家のベッドで寝たいですから。
冬になると、タイヤをスタッドレスタイヤに交換するのが、我々仙台の人間の常識です。もちろん、普通のタイヤより安全性が格段に高いのですが、やはり滑るときは滑ります。ひどい気象条件時は、事故車も多発します。
大雪が珍しい東京では、年1度くらいでしょうか、交通機関が麻痺しているなんて、ニュースで聞きます。我々みちのくの人間でも事故を毎年目にしますから、どうぞ、雪の少ない地域の皆さんも気をつけて冬をお過ごしください。
では、よいお年を!
Posted at 15:29 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Dec 20, 2008

宇宙からの贈り物

 先週末にふたご座流星群を見に行きました。毎回天体観測をしようとすると曇る傾向があったのですが、今回も当日の昼は嵐のような天候でした。しかし、奇跡的に天気は夕方までに回復し、最近西の空を賑わせている金星と木星も見られました。満月に近い月があることから、あまり多くの流星は見られないだろうという予報がだされていたのですが、光害のない場所では月明かりの影響をまるで感じさせないぐらいたくさんの流星を見ることができました。また、ちょうど月がふたご座にあったので月からたくさんの流星が見られる感じで今までに無い体験でした。

 ただ、当日は霜が降りるぐらい寒くて流星を見ては暖をとるということを繰り返していました(笑)。
Posted at 17:38 by hashihata | WriteBacks () | Edit

Dec 03, 2008

工学部の実験3

photo1
こんにちはkanazawaです。
おまちかね!?航空系の実験のはじまりです。
今回は遷音速風洞実験というものを紹介します。ご存知、音速は340m/sくらいでマッハ1といいますが、それを超えるといわゆる超音速ですね。遷音速とは、その音速の前後する速度をいいます。
写真はマッハ1.5(音速の1.5倍)の速度の風を長方形の物体に当てたときの写真です。前に白い弧を描いたものが衝撃波です。急激に速度や圧力などが変わるために発生してしまいます。これを避けるためにジェット旅客機は胴体に対してV字型の翼をつけたり工夫しているのです。
風を当てる物の形などにより衝撃波も変化します。その様子を観察しました。
*今回は真空近くになった大きいタンクの栓を一気に開くことで風を起こしました。
*ちなみにその上にある左斜め下向きの黒い線は衝撃波が壁から跳ね返ったもの。真ん中にある衝撃波の後ろの黒い逆Cの形は膨張波というものです。
Posted at 02:12 by kanazawa | WriteBacks () | Edit

Dec 01, 2008

アジア冬の学校

 今日は国立天文台で、すばるアジア冬の学校が開催されました。これは、すばる望遠鏡を用いた研究を希望する若手に、データ解析を中心としてすばる望遠鏡に関する講習を行うものです。解析講習は、Suprime-Cam, MOIRCS, FOCASなどの装置ごとに行われます。また、アーカイブ利用などレクチャーも充実しており、1週間かけてじっくり勉強します。いままでもすばる冬の学校や春の学校というものは開催されていましたが、参加者は日本国内に限ったものでした。今回はアジアの学生やポスドクも参加できるようになり、参加者の半分以上が国外の方々でした。私はレクチャーとレセプションのお手伝いとして、参加してきました。
 まず今日は、すばる望遠鏡自体のお話や装置、プロポーザルについてのレクチャーがありました。最初はあまり打ち解けていない様子でしたが、夜のレセプションは大変盛り上がって、皆さんとても楽しそうに会話をしていました。英会話が苦手な私も、同年代が多かった事や、参加者の方々がとてもフレンドリーだったおかげで、とても楽しく話したり、コミニュケーションをとれて、とても充実した一日になりました。あたらしい友達もできて、お手伝いだったけど、参加して良かったなあ、と心から思いました(^^
Posted at 23:25 by maruyama | WriteBacks () | Edit