NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Sep 04, 2005

観測プロポーザル

 どうもこんにちは。fujiwaraです。先週、またまたハワイ・すばる望遠鏡で観測をしておりました。 で、いまはそのデータの解析をゴリゴリ行っております。 データの総量がなんと17ギガバイトもあるので、なかなか厄介なのであります。
 さて、blogで何度かすばる望遠鏡での観測のことを書きましたが、 誰でも彼でも好きなだけ観測できるわけではありません。 すばる望遠鏡を使いたい!という気持ちはみんな同じなのですが、 当然ながら使える時間は限られています。というわけで、ここからはもう競争社会。 半年に一回、すばる望遠鏡を使った観測提案/プロポーザル(通称?・ザル)を提出し、 専門家に審査してもらう必要があるのです。で、良かったものだけが採用、というわけです。 ちなみに審査する人は日本人とは限らないため、ザルは英語で書かなくてはなりません。
 これまで僕は、指導教官や共同研究者のみなさまの提出した観測提案の恩恵にあずかって、 すばる望遠鏡での観測に行っておりました(大感謝)。 が、そろそろ自分が主体となった観測ができればなぁとたくらんでいるわけであります。 で、来年の前期のザルの締め切りが10日後に迫っていたります…。
# 実は前回(半年前)にもザルを出したのですが、惜しいところで不採用でした。 そんなわけで、これからザル書きの準備をしなければなりません。
 自分で考えた観測手法を使って研究を進められるような一人前の研究者に早くなりたいものです。
Posted at 18:14 by fujiwara | WriteBacks () | Edit
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