NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Sep 07, 2009

夏の思い出から感じる。研究と科学を支える人達

こんにちは、komoriです。
研究室の日常に戻っている今日この頃ですが、
近頃、
「研究は一人では出来ない。
たくさんの人の支えがあって成り立っている」


ということを強く実感するようになりました。

これは、今回の夏の様々な経験から
特に実感するようになった気がします。

私の8月の経験とともに、時系列的に
並べてみますと、



・8月の初旬

先日の私の担当のブログで紹介した、
下田の臨海センターでは、
船を出したり、水槽を運んでくださったり、
先生方や私達学生をサポートしてくださる
技官さん達のお仕事を拝見することが
できました。


・8月の中旬

ある企業のインターンシップに
一週間ほど参加する機会がありました。
そこは小さなメーカーなのですが、そこの企業の持つ
技術でもって、研究者と共に製品を作り上げてきた
という事実。さらには、研究そのものを支える機器を
作り上げてきた事実。


企業という立場から、科学の発展に貢献してきた
方々の姿を垣間見ることができました。



・8月の下旬

海洋研究開発機構が主催する、「海洋と地球の学校」
に参加してきました。
そこでは、日本の海洋研究の第一線で活躍する研究者の
方々のお話を聞く機会があったと共に、
そうした研究を支える、
船乗りの方や技術員の方々とお話をする機会がありました。


そして、「海洋と地球の学校」そのものを、
大学生や大学院生、地元の方に対するアウトリーチ活動の
一環として運営を支えて下さっていた、事務局の方々にも。



科学を支える研究、
研究に従事する研究者の方々
それをを支える
さらに多くの方達。



関わりあって一つのものを作り上げて、
相互に人がつながりあっている。
何事もそうですし、研究室でも、
このScience Stationだってそうですよね。


それぞれがそれぞれの立場で全力を尽くしあいながら
協力し合う。そんなつながりが美しいと思いました。


自分のことでいっぱいになると、
ちょっと忘れそうになってしまいそうですが、
心にとめておきたいことです。



大学院生という立場として、私も研究を頑張ろう!
今、そんな思いを新たにしています。


写真は、下北の海と
海洋研究開発機構の研究船「みらい」です。
IMG_1549
Posted at 15:34 by komori | WriteBacks () | Edit
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