Jun 02, 2009
神戸実験
1ヶ月ぶりのohkiです.昨日から6月ですが,今回は5月中に参加してきたイベントについて書いてみようと思います.
私は普段レスキューロボットの開発に関わっています.
レスキューロボットは,災害時に被災地の情報を収集することを目的として開発が進められており,実環境で確実に動作することが求められます.
去る5月11日に,兵庫県広域防災センターというところで,レスキューロボットの屋外実証実験が行われ,私が所属する研究チームも実験に参加してきました.
IRS、レスキューロボットの実証実験を公開
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20090513_168449.html
ここには,被災地を模擬した様々な施設があり,普段はなかなかできない複雑な環境での動作実験を行うことができます.
私は10階建ての実験棟を,階段を上って探査しながら走行する,という実験に関わりました.
オペレータがカメラの映像を見ながら操縦するだけで,ロボットは無事に10階に到達し,再び1階まで戻ってきました.
その危なげない動きに,レスキューロボットの実用化が近づいてきたことを実感することができました.
このような出張は,うちのチームではよくあることで,体力的にハードな出張(夜通し実験するとか)も多いですが,それが良い刺激と気分転換になって,研究を進めるモチベーションの一助となっています.
ちなみに今週末も出張だったりします(笑
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http://sciencestation.jp/blog/blog.cgi/ohki/20090601.
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