Jul 06, 2009
意外とあなどれない気温(2)
あっという間にblog担当がまわってきたことにびっくりしているohkiです.さて,いったい何のことを書こうか,と思っていたとき,
一つ前のutsumiさんの日記を見て,ふと内容を思いつきました.
私のいる研究チームでは,研究室での作業時間の多くが
プログラミング作業です.
そんなわけで,皆プログラミングのスキルを向上させるために,
プログラミング言語を勉強したりしているのですが,
手っ取り早くプログラミング作業の効率を上げる方法に
「デュアルモニタ化する」というものがあります.
一例として,ノートPCで作業している場合でいいますと,
ノートPCの他に,1台の液晶モニタを用意し,
ノートPCの映像出力端子とつなげることで,
「ノートPCの画面」+「液晶モニタの画面」
という画面構成にすることができます.
この構成を,デュアルモニタといいます.
デュアルモニタにすると,作業スペースが広がることになるので,
それに伴って作業効率も上がると言われています.
机が広くなると作業しやすくなるのと同じですね.
プログラミングの例を示すなら,
サブ画面:参照したいソースコードを表示するスペース
メイン画面:メインのプログラミング作業を行うスペース
という感じです.
このデュアルモニタ,一度慣れると もはやシングルモニタには戻れなくなるほど作業が楽になります.
ここ1年くらいの間に,だんだんと口コミで広がり,
(正確にいえば,私が勧めたせいでもありますが)
現在私がいる研究室では,既に半分以上の人が
デュアルモニタ環境で作業するに至っています.
前置きが長くなりましたが,そんなわけで,タイトルの話になります.
液晶モニタが発熱する,というと意外かもしれませんが,
液晶モニタも,それなりにじんわりと熱を発しています.
一つならまだしも,狭い研究室に20枚以上モニタがあれば,
そこそこ気温の上昇に寄与していると考えるのが自然です.
ということもあって,最近暑くなってきた研究室の冷房効率向上のため
写真のようなサーキュレータを導入しました.
サーキュレータとは,文字通り空気を攪拌するもので,
扇風機のような首振り機能などはついていませんが,
空気を循環させることに重点をおいたものです.
少し風があるだけで,それなりに効果があるように思います.
部屋の換気や,冷暖房の効率向上に,
皆さんも,扇風機やサーキュレータを活用してみてはいかがでしょうか.
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http://sciencestation.jp/blog/blog.cgi/ohki/20090704.
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