Sep 04, 2009
乗鞍コロナ観測所
こんばんは、sasakiayaです。先月末に、長野県にある国立天文台乗鞍コロナ観測所
へ行って参りました。
私の所属する大学の教授で、太陽の研究をなさっている方が
いらっしゃるのですが、その方が、今年度で乗鞍コロナ観測
所が共同利用観測を停止する予定であるということをお話して
くださり、同時に、観測所見学についてのお誘いをしてくだ
さったため、伺いました。
見学では、口径25cmコロナグラフと、口径10cmコロナグラフの
二台を間近で見ることができました。
コロナグラフは、太陽像の位置に円盤を置くことによって、
中心からの明るい光を遮り、太陽の周りにあるコロナを観測
することができる望遠鏡です。コロナグラフによって、今年
の七月に話題となった皆既日食と同じような太陽の姿を見る
ことができます。
sasakiayaはコロナグラフを見たのが初めてであったため、
とても興奮してしまいました。
他にも、観測室を見学することができました。観測室では、
大学院生や学部四年生の方々が実際に観測を行っていたため、
太陽の観測現場を見ることができました。観測室に送られて
くる太陽の映像には小さなプロミネンスの姿が映っていて、
太陽が活動している様子を目で見て感じることができました。
観測は夜に行うという先入観があるため、外が明るい中で行う
観測というのは、少し不思議な気分でした。
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http://sciencestation.jp/blog/blog.cgi/sasakiaya/20090831.
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