NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

Jul 25, 2005

天王寺高校出前授業

こんにちわ。yukiです。
担当は10日くらい前だったのですが、遅くなりました。すみません。

今日は大阪府立天王寺高校での出前授業でした。出前授業という形では今年度の初陣になりますね。今回は私は講師としてではなく、アシスタントとして出向いてきました。実は、天王寺高校は私の母校なのです。
卒業して2年ほどでお世話になった先生方がほとんど異動されたため、母校に行くのは3年ぶりぐらいだったでしょうか。懐かしいような、ついこの前も見た風景のような、変な感じでした。馴染みすぎた場所に久しぶりに行くと、久しぶりなのに違和感のないことに違和感を感じてしまいます(笑)
さて、今回の出前授業はサイエンスステーションのメンバー、風間君が、地震予知に向けた取り組みについてのお話をしてくれました。地震が起こるメカニズムから、地震やそれに関連する現象を観測する装置について、そしてそれらの装置を用いてどのように地震予知についての取り組みが行われているか、地震予知に関する現状はどうなっているかを、とてもわかりやすくお話してくれました。地震計を実際に持って行って見てもらったりもしました。SS史上最長の90分授業を見事にこなした風間君に心から敬服しつつ、私は一生懸命その雄姿を写真に撮っていました(笑)授業に関しての報告はまたホームページにアップするので、楽しみにしていてくださいね。
今回の出前授業は集中セミナーという授業の中の1コマとして行われました。5日間に渡り、午前中に90分の講義が2つずつ用意されているという、なかなかハードな授業です。他の授業は阪大の先生方や天高OBの大学院生の方が受け持たれ、数学、物理、化学、、、と様々な分野の講義が用意されているそうです。私もその恩恵にあずかった一人ですが、このように、普段高校の授業では触れることのない、科学の現場の話をたくさん聞けることは、(夏休み早起きはつらいですが)素晴らしいことだなあと改めて思いました。出前授業では科学の話だけでなく、学生という立場上、進路についての話題を求められることも多いのですが、今回は純粋に「科学の話題」を求められていたように感じました。進路に関わりなく、何か新しいことを知りたいという生徒の姿勢、科学の面白さに触れさせたい、様々な世界を知ってほしいという先生方の姿勢、どちらも、私がSSのような活動をやっていく上でモチベーションとして持っているものに一致していて、非常にうれしかったです。この高校に行ってよかったなあと改めて思った一日でした(笑)また、昔とかわらず天高生は元気で一生懸命で、なんだか元気をもらってきたような気がします。天高卒業生として、私も頑張っていかんとなあと思いました。以上、母校自慢でした。すみません(笑)
Posted at 19:18 by yuki | WriteBacks () | Edit
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