NPOサイエンスステーション
   −出前します、最先端の科学の授業−

■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。

Nov 23, 2005

韓国での実験、埼玉の学会

yamazakiです。
2ヶ月ぶりです。
この二ヶ月間で特に目新しかったことは二つです。

1つは一ヶ月前、
韓国の浦項(ポハン)にある放射光施設(日本のSPring-8のようなところ) で一週間実験を行ってきました。 初めていく場所で実験するというのはなかなか大変です。 特に向こうが用意してくれる実験道具と こちらが持っていく実験道具がうまく合わず、 実験の最初のほうはその調節だけで終わってしまいました。 最終的には受け入れ先の方の親切なご指導のもと、 うまく実験を終わらせることができました。

もう1つは数日前に終わったばかりの埼玉での学会発表です。
特に今回は国際学会と国内の学会が同じ会場で連続で行われました。 異なる二種類の内容の発表を英語と日本語で準備しなければならず これまでになく苦労しました。
Posted at 01:30 by yamazaki | WriteBacks () | Edit

Nov 19, 2005

英語上達への道、、、険しい。

こんにちは、nikoです。

さて、国際学会から帰国し、プロシーディングの締切に追われて慌ただしく過ごしていましたが、、、学会での反省から英語力を向上させたいなぁと強く思うようになり、それを教授にふと口にしてみました。すると、なんと!なんと!研究室打ち合せを英語で行なうことになりました。ひぇー。必然性がないと、英語でしゃべるのも恥しいだけで、なかなか上達しないという理由から、交換留学生の生徒さんを巻き込んで、、、

日常会話ならまだ何とか、なることもありますが、自分の研究を英語で説明するのはとても難しいです。専門用語を覚えなければなりませんし。論文をもっと読んで勉強もせねばなりません。ああ、自分のためとはいえ、厳しい!!
Posted at 18:41 by niko | WriteBacks () | Edit

Nov 15, 2005

テスト間近

前回は実験間近でウキウキでしたけど、今度はテスト間近でげんなりです。 実験データの解析もしなきゃいけないのですが、期末テストになると鬼のようにたまっているレポートを何とかして仕上げなければ単位をいただけません。
早く自由の身になりたい・・・
ホームページのほうの更新が止まっているのもそのせいです。申し訳ございません。テストが終わったら早急に更新しますので、それまでしばしお待ちください。
Posted at 09:47 by utsumi | WriteBacks () | Edit

Nov 14, 2005

学園祭に行ってきました。

こんにちは。maruyamaです。前回、学園祭の話を書いたので、今回は感想を書きたいと思います。
3日間学園祭があって、最初は最終日のお笑いライブだけいこうと思っていたのですが、結局2日目も遊びに行きました。友達の天文サークルのプラネタリウムは去年も行ったのですが、今年もしっかり観てきました。といっても、もう通常投影が終わったあとで、内輪だけでちょっとふざけて(?)解説をしたり、プラネタリウムでの星空を楽しみました。学園祭らしく、クレープやホットドッグ、焼き鳥を食べました。物理学科の友達も模擬店を出したり、道を歩いているとたくさん会いました。普段とは違う雰囲気だったので、なんだか新鮮でした。そして念願のお笑いライブは、前から5列目の真ん中で観れたので満足です(笑)。すごく楽しそうで、学園祭に行って、サークルで活動している事が、更にうらやましくなりました。
Posted at 23:03 by maruyama | WriteBacks () | Edit

惑星科学

仙台はすっかり寒くなりました。山々は紅くなってきました。 でも、毎年違う紅が見られるのが面白いところです。 さて、木星の研究をしている私ですが、木星の観測シーズンはしばらく先。今は、過去の観測データを解析しています。望遠鏡で観測された、イオ(木星の月の1つ)の火山起源の大気の時間変化を調べています。イオの火山が活発だと、イオからたくさんの大気が大変広く流れ出しているのが観測されます。逆に火山が小規模だと、大気流出の規模も小さくなります。しかし、木星の強力な重力をふりきって流れ出すのは普通では考えられません。惑星の大気流出のメカニズムを考えるための重要な研究であると私自身は考えています。 ところで、私は東北大学で地球物理学(惑星科学)を専攻していますが。望遠鏡を使って観測し、まるで天文学の研究のようです。 しかし、ちょっと天文学と違う手法を用いることを考えています。私の使っているデータが得られた時期に、カッシーニという欧州・米国の探査機が木星に接近しています。カッシーニは木星・イオ周辺の環境を詳細に直接探査しました。カッシーニのデータを用いれば、木星の狭い範囲ながら詳細なデータが得られます。この詳細なデータと我々の木星周辺の広範囲な観測データを組み合わせれば、木星周辺にはたらく物理的なメカニズムが見えてくるのではないか、そんなことを考えています。 直接探査と地上観測で追求できる、これが地球科学の醍醐味なのかもしれません。
Posted at 21:27 by yoneda | WriteBacks () | Edit

Nov 05, 2005

Form Pueruto Rico

こんにちは、nikoです。

現在、カリブ海にあるプエルトリコで国際会議(IEEE)に参加しています。時差はマイナス13時間です。午前中に口頭発表を終えたのですが、途中、英語が出てこない場面があり、冷や汗もののプレゼンでした。もっと修業が必要だと実感しました。午後にもポスターセッションがあるので、こちらもがんばらないとなー、と青い海を見ながらブログを書いています。

学会でなかなか来れないようなところへ行けるのは嬉しく、浮かれてばかりのように思われがちですが、やはり大きな国際発表では自分の不甲斐なさを痛感します。発表後に気が楽になるどころか「ずーん」と沈んでいます。まぁ、国際学会はこれからどんどん出ることになるので、次回また再挑戦ということでしょうか。

それでは、また次回。
Posted at 07:33 by niko | WriteBacks () | Edit