■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
私の近況はというと、 高校生を対象とした活動がたまたま重なりました。
先週は東京都の高校での出前授業を行ってきました。 職業を訓練する専門性の高い高校で、学生さんたちの礼儀正しさに感服しました。 当日の朝まで7週間連続の実験を行っていたので、 最後の一週間はその出前授業の準備と重なり大変でした。
今週の月金には僕の所属する研究室に高校生が見学に来ました。 毎度ながら外から見てもよくわからない真空実験装置よりも触って解るマイナス200℃の液体窒素に驚いていただけるのが楽しみになってきました。 今週はスキーに行ってきたり、ファ●ナルファン●ジー12をプレイしたりと 久々に長く休みをとれて疲れがとれました。
しかしそれも今日まで、今は月末の物理学科の準備をしているところです。
さて、話は変わって、、、
年度末、卒業や栄転で研究室を後にするメンバーが出てきます。いずれ私も、、、なのですが、送る側は寂しいですね。もちろん4月から新しい学生さんが来るので、別れの後に出会いもありますが。一年はあっと言う間でした。残り数週間でたまっている論文を書き上げてしまいたい!!そして、新たな?気持ちで新年度に臨めるようラストスパートです。
先日、某ニュース番組でおなじみの筑紫哲也さんが書いた「ニュースキャスター」という本を読みました。この中に、とっても大事だと思うことが書いてあったので記しておきます。
「教育にとって一番大切なのは、子どもたちがこの世界には自分のことを大事だと気にかけている者がひとりでも存在しているのだと信じられることだ」
これは、クリントン元大統領と日本の市民が某ニュース番組の中で直接対話したときに、クリントン元大統領が教育について語ったときの言葉なのだそうです。
いま日本では、理科離れだの何だのといろいろ騒がれていますが、クリントン元大統領の視点で日本の「教育」を見直してみると、もっとやるべきことはほかにいろいろありそうな気がしてきました。
さてさて、私fujiwaraのことを大事だと気にかけてくれる人は、いったいどれだけいるのでしょうか?そんなことを考え出したら、眠れなくなってしまいました。
というわけで、こんな時間に書いています。みなさんは…、夜はちゃんと寝てくださいね。
今年は、TA(教員のアシスタント)として参加します。TAをするのは4回目になります。3泊、昼夜問わない研究生活をすごすので、疲れ果ててしまいますが、毎年楽しく研究のお手伝いをしています。どんな高校生がやって来るか、大変楽しみにしています。
京都へ1人旅に行ってきました。前回のmaruyamaのblogで、中学や高校の頃とはきっと感じ方が違うはず、と書きましたが、やっぱり違いました!まず一人で行った事が大きかった気もします。自分が居たい分だけ石庭を眺めていたり、寺を見つめたり、庭をゆっくり見て回ったり…。物事をみるときの感じ方って、3〜5年でずいぶん変わるんだな、ということを実感しました。そして鹿に襲われるということも、20歳になって初めて経験しました。笑 京都の他に奈良にも行ったのですが、鹿せんべいを持っていたら、後ろから激突され、怖さのあまり鹿せんべいを手放しました。ああ、こわかった。。次に奈良に行った時は、上手に鹿せんべいをあげられるようになりたいと思います。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
Mar 24, 2006
発表会
緊張した面持ちで教室の前に立つ高校生たち。いよいよ三日間みっちりと取り組んだ実習の成果を発表する時が来ました。それぞれ聞き手にわかりやすいようにと工夫されたOHPを用いて発表がスタート。各班約30分ほどかけて、自分たちがやった実習内容を説明しました。 堂々と発表する人もいれば、逆に緊張のあまり思っていたように話せなかった人もいます。自分たちのやったことを他者に伝えるということは、思っているよりなかなか難しいことです。きっとここでの経験が、今後の生活の中で役立つことがあると思います。 また発表後には質疑応答があり、積極的に意見を交わす姿が見られました。みんなの前で質問することは、少し勇気のいることかもしれません。しかし、疑問に思ったことやわからないことは、そのままにしておくのではなく、どんな些細なことでも質問して解決するように心がけてほしいです。 発表会終了後には、他の人から指摘された部分やアドバイスを考慮しながら、もっと内容を深めたい、研究を続けたいという意見もあり、とても意欲的に取り組む姿勢が見られました。高校生たちの気持ちは、無事に発表を終えてほっとするととも、既に今後の活動へと動き出しているようです。出前授業と研究室見学、実験と息抜き
yamazakiです。 銀河学校のblogから現地の楽しくも忙しい様子が伝わってきますね。私の近況はというと、 高校生を対象とした活動がたまたま重なりました。
先週は東京都の高校での出前授業を行ってきました。 職業を訓練する専門性の高い高校で、学生さんたちの礼儀正しさに感服しました。 当日の朝まで7週間連続の実験を行っていたので、 最後の一週間はその出前授業の準備と重なり大変でした。
今週の月金には僕の所属する研究室に高校生が見学に来ました。 毎度ながら外から見てもよくわからない真空実験装置よりも触って解るマイナス200℃の液体窒素に驚いていただけるのが楽しみになってきました。 今週はスキーに行ってきたり、ファ●ナルファン●ジー12をプレイしたりと 久々に長く休みをとれて疲れがとれました。
しかしそれも今日まで、今は月末の物理学科の準備をしているところです。
Mar 23, 2006
解析day
昨日のfujinukiさんのblogに書いてあったように、銀河学校二日目は朝から夜中まで解析作業が続きました。何時間も計算機と向かい合って画像解析をしたり、紙と鉛筆をもってあーでもないこーでもないと考えたり、他の人と意見を交換して議論したりと、様々な活動が凝縮された一日でした。 解析作業は、地道な作業です。それを根気強く続けた末に、何かが発見できた時の高校生の喜ぶ姿が、とても印象的でした。また、みんなで協力し合って成し遂げたということが、その達成感や喜びを何倍にも大きくさせるのだと思います。 銀河学校では、実習を通して天文学研究の基礎を体験できます。それに加えて、全国から集まった高校生たちとのふれあいも大切な体験だと私は思います。 いよいよ明日の午後に実習結果の発表会があります!限られた時間の内の中で、どこまで考察を深められるか楽しみです。Mar 22, 2006
銀河学校 二日目
木曽福島に集合してからもう一日が過ぎ、銀河学校は二日目を迎えています。昨日は雪が散らつき危ぶまれた観測ですが、深夜には晴れ無事にデータを取ることができました。現在ではテーマごとに三つの班に分かれ、それぞれのデータの解析に勤しんでいます。三日目の発表に向けて今日は丸一日解析。それぞれが頑張って、得られたデータとにらめっこです。銀河の出生率を扱う班では、 irafというなかなか使い慣れないソフトを使うのですが、そろそろその扱いにも慣れてきたところでしょうか。 そうそう、一日目に行われた望遠鏡見学の様子を地元の新聞が取材に来ていたのですが、本日掲載された記事が届きました。参加した高校生の方には、是非ここでしか出来ない体験を沢山して帰ってもらいたいなと思います。Mar 21, 2006
銀河学校 初日
銀河学校の生徒達が、昼過ぎ、木曽観測所にやって来ました。 総勢約30人、これほどの人達が一気にやってくると、観測所の雰囲気も、変わります。ガイダンス程度の講義や、ちょっとした交流、夕食をすませ、これからいよいよ、観測と行きたいところですが、残念ながら雪の空。様子を見ますが、晴れてほしいものです。Mar 17, 2006
年度末
こんにちは、nikoです。 そう、銀河学校の時期ですね。今年度は、私の出身校からも参加する学生さんがいるそうで嬉しいです。私も強く理系に進みたい!と思ったのは、銀河学校のような高校生向けのサイエンススクールがきっかけです。今は開催されていませんが、KEKと岡崎の研究所でインターナショナルサイエンススクールが夏期に10日間ほどあり、アジアパシフィックから外国人学生と日本人学生が集められて勉強や実験をしました。当時、レクチャーをして下さった先生に、現在、私が博士課程にまで進学して、KEKに実験に行って遭遇したり、学会でお会いしたりするのはお互いに感慨深いです。銀河学校でも生徒さんもスタッフのみなさんも良い出会いに恵まれることだろうと思います。さて、話は変わって、、、
年度末、卒業や栄転で研究室を後にするメンバーが出てきます。いずれ私も、、、なのですが、送る側は寂しいですね。もちろん4月から新しい学生さんが来るので、別れの後に出会いもありますが。一年はあっと言う間でした。残り数週間でたまっている論文を書き上げてしまいたい!!そして、新たな?気持ちで新年度に臨めるようラストスパートです。
Mar 13, 2006
クリントン元大統領が考える「教育」
どうもこんにちは。fujiwaraです。お久しぶりです。ご機嫌いかがでしょうか。先日、某ニュース番組でおなじみの筑紫哲也さんが書いた「ニュースキャスター」という本を読みました。この中に、とっても大事だと思うことが書いてあったので記しておきます。
「教育にとって一番大切なのは、子どもたちがこの世界には自分のことを大事だと気にかけている者がひとりでも存在しているのだと信じられることだ」
これは、クリントン元大統領と日本の市民が某ニュース番組の中で直接対話したときに、クリントン元大統領が教育について語ったときの言葉なのだそうです。
いま日本では、理科離れだの何だのといろいろ騒がれていますが、クリントン元大統領の視点で日本の「教育」を見直してみると、もっとやるべきことはほかにいろいろありそうな気がしてきました。
さてさて、私fujiwaraのことを大事だと気にかけてくれる人は、いったいどれだけいるのでしょうか?そんなことを考え出したら、眠れなくなってしまいました。
というわけで、こんな時間に書いています。みなさんは…、夜はちゃんと寝てくださいね。
Mar 10, 2006
もうすぐ銀河学校
1998年から毎年行われている銀河学校、今年は3月21日から始まります。高校生が東京大学木曽観測所に集まって、天文学の研究を体験するという行事です(銀河学校については、top page からのlinkをご覧ください)。私は1998年の銀河学校に生徒として参加しました。あれから8年、あっと言うまでした。8年前、銀河学校に参加しなければ、私は木星、イオといった天体観測やそれに基づいた研究をするようにはなっていなかったと思います。今年は、TA(教員のアシスタント)として参加します。TAをするのは4回目になります。3泊、昼夜問わない研究生活をすごすので、疲れ果ててしまいますが、毎年楽しく研究のお手伝いをしています。どんな高校生がやって来るか、大変楽しみにしています。
Mar 08, 2006
奈良の鹿
こんにちは。一昨日は春一番だったそうですが、まだ寒い日もありそうで、気が抜けません。そして花粉の季節です。みなさまは花粉で苦しんだ経験はありますか?私はスギだけじゃなく、イネもあるので苦しむ期間がわりと長いです。これからポケットティッシュが手放せなくなる日々が続きそうです。京都へ1人旅に行ってきました。前回のmaruyamaのblogで、中学や高校の頃とはきっと感じ方が違うはず、と書きましたが、やっぱり違いました!まず一人で行った事が大きかった気もします。自分が居たい分だけ石庭を眺めていたり、寺を見つめたり、庭をゆっくり見て回ったり…。物事をみるときの感じ方って、3〜5年でずいぶん変わるんだな、ということを実感しました。そして鹿に襲われるということも、20歳になって初めて経験しました。笑 京都の他に奈良にも行ったのですが、鹿せんべいを持っていたら、後ろから激突され、怖さのあまり鹿せんべいを手放しました。ああ、こわかった。。次に奈良に行った時は、上手に鹿せんべいをあげられるようになりたいと思います。