■ サイエンスステーションblogが始まりました。
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
きっと3年生の後期は、少なからず進路の決定が迫られる時だと思いますし、忙しいのは当たり前です。自分と向き合って、将来の事を考えるいい機会だと思って、出来る事、やらなくては行けない事は、片っ端からやっつけていかなくてはです。
…なんて書きましたが、力が入りすぎていても疲れてしまうので、休みの日には思う存分好きな事をしたいです。笑 私は科学館や美術館に行くのが結構好きです(最近あまり行けてないのが残念ですが…)。皆さんもお気に入りの科学館・美術館、これから開拓しようと思っている施設にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?秋の夜長に、星を眺めるのもいいですね。
山陰地方に行くのは初めてでした。プロペラ機にのるのも初めてです。松江に到着して、小一時間ほどは、宍道湖を海だと思っていました…。fujiwara さんの仰るとおり、宍道湖に沈む夕日は本当にきれいでした。
さて、本題。出前授業もサイエンスカフェも、参加するのは初めてでした。授業は、私の研究のことではなく、基礎物理の内容で、電波の正体を探るものです。やはり、今時の高校生、ちょっとシャイかもしれません。しかし、電波を受信する実験をきっかけに大変盛り上がり、うれしく思っています。
出前授業の翌日、サイエンスカフェを行いました。ここでは、私の研究分野である木星やイオについて、お話ししました。私の専門外の質問も続出、講演者と聴衆との距離も近く、双方向のコミュニケーションが容易な環境なため、壮大なスケールの対談に発展し(宇宙生命の話とか…)、大苦戦しましたが、それもまた、サイエンスカフェの良いところでしょうか。カフェに来ていただいた方々の記憶の片隅にでも、我々の話が残されていれば幸いです。
また、来月のカフェ・サイエンスステーション in 松江(第二回)も、楽しみです。がんばりましょう!
科学を軸にした双方向のコミュニケーション、これこそサイエンスカフェのおもしろさです。
お客さんと議論するyonedaくん。
今日はいよいよ、カフェ・サイエンスステーション in 松江 の開催です。10時の開場に向けて、準備を進めております。会場設営は、ほぼ完了しました。あとは、お客さんがいっぱい来場してくださるのを願うのみです。
会場設営の様子。
松江北高校の5講座同時平行の出前授業、好評の中で無事に終了しました。工作あり、実験あり、ギャグありの中で、高校生の皆さんには、楽しんでもらえようで何よりです。
授業中のyonedaくん。
さて、明日は、サイエンスカフェの開催です。どのようなお客さんが集まるのか、どきどきです。素敵なイベントになればと願っています。
また明日、カフェの様子はお伝えしようと思っています。
島根県松江市に着きました。明日は、松江北高校で出前授業、明後日は松江駅前の松江テルサで サイエンスカフェ(カフェ・サイエンスステーション in 松江)を開催するのです(詳しくはをリンク先をごらんあれ)。
先ほど、気分転換に宍道湖の湖畔をお散歩してきました。ちょうど日没の時間で、とても素敵な風景に出会うことが出来ました。
こんな素敵な地で、サイエンスステーションの活動が出来ることを誇りに思います。ここ城下町松江で、一人でも多くの方に、サイエンスのおもしろさを伝えられればと思います。
さてさて、これから授業の最終調整。毎度のことながら、授業の前夜はとても緊張します。生徒さんたちの顔が見えないうちは、不安でいっぱいなのですよ。授業は対話ですからね。精一杯がんばります。
なお、明後日のサイエンスカフェ(+明日の出前授業)の様子は、このblogで(ほぼ)リアルタイムでレポートしたいなぁと考えております。みなさま、お時間のあるときにでもお立ち寄りいただければと思います。
普段聞く機会の少ない様々な分野について知ることができ大変勉強になりました。また、異なった分野の人にわかりやすく説明するプレゼントしても参考になりました。
また、多くの分野で日本の技術がドイツやスイスに追い抜かれてしまったことに対して、日本の競争的資金が短期的な評価によって与えられるからといった議論や、これからの日本の研究に対する高齢の先生方から若手へ様々なメッセージなどがありました。 なかなか普通の学会では聞けない貴重なお話しでした。
通常の学会などでは安いビジネスホテルに泊まるのですが、今回は偉い先生方が中心だったこともあり、一泊2万円もするホテルでした。(自腹ではありません。)このような高級?ホテルに泊まるのは初めてだったので、部屋の広さや食事に感動しました。
先月の中旬から、共同研究でスイスに滞在しています。今年は8月後半はびっくりな寒さで、やってきた当初はスイスが嫌いになりそうなくらいヒドイ天気でした。でも、日本の暑い夏を過ごしている友人には贅沢だと叱られましたね。
どういう研究スタイルがいいのか、順番は付けられないとは思いますが、私自身は時間をきっちり区切って、研究と遊びをきっちり分けるのが好きです。そして、ヨーロッパ人は本当にそういうのが上手いです。ただ、たまーに締め切りでヤバイんちゃうのって時に、「今日はもう帰るね~バイバーイ!」というのもあって、びっくりしますが、、、(笑)。
文化も含めて色々学べる本当に良い機会となっています。また次回報告しまーす。アァデー(Swiss-germanな「さようなら」。かなり訛ってます。)
いい加減飽きてきて、Java の勉強を始めてしまったくらいです。
いまいち、オブジェクト指向の考え方が分からず、まだぱっとしませんが、よく言われる「C++と似ている」というのは分かった気がします。
実は中学生のころ、Java を勉強したのですが、当時は BASIC しか基礎知識がなく、何にも分かりませんでした。で、C、C++ を勉強したので今度こそ理解できるかな?と挑戦してみたというわけです。
どの言語も C 言語をもとにして作られただけあって C 言語と似ている部分が多々あります。以前、友人に聞いた話ですが、この手のプログラム言語がもともとどうやって作られたかというと、まず、いくつかの機械語(直接ハードウエアとやり取りする命令)を使って超簡単なCコンパイラを書き、それを使って、新しい機能を拡張させた発展的な言語体系をつくるそうです。ですから、 Java やスクリプトの類はみんな C で作られたということです。
この話が本当どうか分かりませんが、どんなに先端の技術も、結局は古くからの技術がベースになっているわけで、結局はたくさん勉強しなさいってことですね。笑
■ メンバーのみんなが二日にいっぺん交代で日記つけてます。
■ 科学に携わる大学生・大学院生たちの日常をのぞいてみてください。
Sep 25, 2006
環境の変化?
こんにちは、maruyamaです。後期の授業がいよいよ始まりました。今日はガイダンスだったので、前期の成績表を受け取ったり、就職・進学ガイダンスの日程表が配られたり、、、いろいろちょっとづつ周りが変わってきた、という感じがしました。maruyamaの学科では総合テスト(この成績によって研究室がきまる)も年末に控えているので、就職活動にしても進学にしても研究室にしても、なんだかいっぺんにたくさんの用事を抱えた時のような混乱と似たような感じです。笑きっと3年生の後期は、少なからず進路の決定が迫られる時だと思いますし、忙しいのは当たり前です。自分と向き合って、将来の事を考えるいい機会だと思って、出来る事、やらなくては行けない事は、片っ端からやっつけていかなくてはです。
…なんて書きましたが、力が入りすぎていても疲れてしまうので、休みの日には思う存分好きな事をしたいです。笑 私は科学館や美術館に行くのが結構好きです(最近あまり行けてないのが残念ですが…)。皆さんもお気に入りの科学館・美術館、これから開拓しようと思っている施設にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?秋の夜長に、星を眺めるのもいいですね。
Sep 24, 2006
今、松江から仙台に帰りました
出前授業、サイエンスカフェのため、松江で2泊してきました。山陰地方に行くのは初めてでした。プロペラ機にのるのも初めてです。松江に到着して、小一時間ほどは、宍道湖を海だと思っていました…。fujiwara さんの仰るとおり、宍道湖に沈む夕日は本当にきれいでした。
さて、本題。出前授業もサイエンスカフェも、参加するのは初めてでした。授業は、私の研究のことではなく、基礎物理の内容で、電波の正体を探るものです。やはり、今時の高校生、ちょっとシャイかもしれません。しかし、電波を受信する実験をきっかけに大変盛り上がり、うれしく思っています。
出前授業の翌日、サイエンスカフェを行いました。ここでは、私の研究分野である木星やイオについて、お話ししました。私の専門外の質問も続出、講演者と聴衆との距離も近く、双方向のコミュニケーションが容易な環境なため、壮大なスケールの対談に発展し(宇宙生命の話とか…)、大苦戦しましたが、それもまた、サイエンスカフェの良いところでしょうか。カフェに来ていただいた方々の記憶の片隅にでも、我々の話が残されていれば幸いです。
Sep 23, 2006
というわけで
本日のカフェ・サイエンスステーション in 松江、なんとか無事に開催することが出来ました。先ほど会場の撤収も終わり、会場だった松江テルサのアトリウムは元の状態に戻ってしまいました。ちょっと寂しいですが、無事に終えることが出来てホッとしています。松江北高校のみなさまと一緒に、素敵なイベントが出来たことをシアワセに思います。関係者のみなさま、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。また、来月のカフェ・サイエンスステーション in 松江(第二回)も、楽しみです。がんばりましょう!
好評につき
もともとの予定にはなかったのですが、今日のカフェのシメとして、ootaniくんが「社会の中で生きる化学」というテーマで再びお話をしました。地元の高校生も多くいらしていたため、午前とはまた違った雰囲気になりました。カフェ・サイエンスステーション in 松江、順調です!
本日2人目の話題提供者、yonedaくんは木星の話をしました。午後になってお客さんも増えてきて、大変良い雰囲気が出来上がっています。yonedaくんは、話の後にテーブルにつき、木星、さらには宇宙についてまで、お客さんと談話していました。科学を軸にした双方向のコミュニケーション、これこそサイエンスカフェのおもしろさです。
お客さんと議論するyonedaくん。
カフェ・サイエンスステーション in 松江 開幕!
ただいま、ootaniくんが、「社会の中で生きる化学」というテーマで話題提供しています。午前中ということもあって、お客さんは出足はやや少ない感じです。それでも、来てくださったお客様は、ootaniくんの話にしっかり耳を傾けてくださっています。カフェ・サイエンスステーション in 松江 に向けて準備中…
こんにちは。fujiwaraです。今日はいよいよ、カフェ・サイエンスステーション in 松江 の開催です。10時の開場に向けて、準備を進めております。会場設営は、ほぼ完了しました。あとは、お客さんがいっぱい来場してくださるのを願うのみです。
会場設営の様子。
出前授業終了!
こんにちは。fujiwaraです。松江北高校の5講座同時平行の出前授業、好評の中で無事に終了しました。工作あり、実験あり、ギャグありの中で、高校生の皆さんには、楽しんでもらえようで何よりです。
授業中のyonedaくん。
さて、明日は、サイエンスカフェの開催です。どのようなお客さんが集まるのか、どきどきです。素敵なイベントになればと願っています。
また明日、カフェの様子はお伝えしようと思っています。
Sep 21, 2006
松江からこんにちは
どうもこんにちは。fujiwaraです。ご機嫌いかがでしょうか。島根県松江市に着きました。明日は、松江北高校で出前授業、明後日は松江駅前の松江テルサで サイエンスカフェ(カフェ・サイエンスステーション in 松江)を開催するのです(詳しくはをリンク先をごらんあれ)。
先ほど、気分転換に宍道湖の湖畔をお散歩してきました。ちょうど日没の時間で、とても素敵な風景に出会うことが出来ました。
こんな素敵な地で、サイエンスステーションの活動が出来ることを誇りに思います。ここ城下町松江で、一人でも多くの方に、サイエンスのおもしろさを伝えられればと思います。
さてさて、これから授業の最終調整。毎度のことながら、授業の前夜はとても緊張します。生徒さんたちの顔が見えないうちは、不安でいっぱいなのですよ。授業は対話ですからね。精一杯がんばります。
なお、明後日のサイエンスカフェ(+明日の出前授業)の様子は、このblogで(ほぼ)リアルタイムでレポートしたいなぁと考えております。みなさま、お時間のあるときにでもお立ち寄りいただければと思います。
Sep 12, 2006
高級な講演会
先週は4日間、東北の裏磐梯のホテルを会場とした講演会に参加してきました。 講演会のテーマは電子顕微鏡や走査トンネル顕微鏡などミクロの世界を見る”眼”となる最先端の技術についてでした。講演会の特徴はノーベル賞候補者を含むそれぞれ分野の日本での第一人者が他の分野の人にもわかりやすく説明する点でした。普段聞く機会の少ない様々な分野について知ることができ大変勉強になりました。また、異なった分野の人にわかりやすく説明するプレゼントしても参考になりました。
また、多くの分野で日本の技術がドイツやスイスに追い抜かれてしまったことに対して、日本の競争的資金が短期的な評価によって与えられるからといった議論や、これからの日本の研究に対する高齢の先生方から若手へ様々なメッセージなどがありました。 なかなか普通の学会では聞けない貴重なお話しでした。
通常の学会などでは安いビジネスホテルに泊まるのですが、今回は偉い先生方が中心だったこともあり、一泊2万円もするホテルでした。(自腹ではありません。)このような高級?ホテルに泊まるのは初めてだったので、部屋の広さや食事に感動しました。
Sep 08, 2006
スイスから
こんにちは、nikoです。先月の中旬から、共同研究でスイスに滞在しています。今年は8月後半はびっくりな寒さで、やってきた当初はスイスが嫌いになりそうなくらいヒドイ天気でした。でも、日本の暑い夏を過ごしている友人には贅沢だと叱られましたね。
どういう研究スタイルがいいのか、順番は付けられないとは思いますが、私自身は時間をきっちり区切って、研究と遊びをきっちり分けるのが好きです。そして、ヨーロッパ人は本当にそういうのが上手いです。ただ、たまーに締め切りでヤバイんちゃうのって時に、「今日はもう帰るね~バイバーイ!」というのもあって、びっくりしますが、、、(笑)。
文化も含めて色々学べる本当に良い機会となっています。また次回報告しまーす。アァデー(Swiss-germanな「さようなら」。かなり訛ってます。)
Sep 04, 2006
まだまだ続きますが
まだ院試が終わらない、utsumi です。いい加減にしてほしいです。いい加減飽きてきて、Java の勉強を始めてしまったくらいです。
いまいち、オブジェクト指向の考え方が分からず、まだぱっとしませんが、よく言われる「C++と似ている」というのは分かった気がします。
実は中学生のころ、Java を勉強したのですが、当時は BASIC しか基礎知識がなく、何にも分かりませんでした。で、C、C++ を勉強したので今度こそ理解できるかな?と挑戦してみたというわけです。
どの言語も C 言語をもとにして作られただけあって C 言語と似ている部分が多々あります。以前、友人に聞いた話ですが、この手のプログラム言語がもともとどうやって作られたかというと、まず、いくつかの機械語(直接ハードウエアとやり取りする命令)を使って超簡単なCコンパイラを書き、それを使って、新しい機能を拡張させた発展的な言語体系をつくるそうです。ですから、 Java やスクリプトの類はみんな C で作られたということです。
この話が本当どうか分かりませんが、どんなに先端の技術も、結局は古くからの技術がベースになっているわけで、結局はたくさん勉強しなさいってことですね。笑